ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

飛ぶドライバー

イメージ 1

雨の日のゴルフ嫌だ。
はじめから雨だと判っていたら絶対にプレーしない。

風の日は結構風を楽しんだりして、プレーするのが好きなくらいだけど、雨の日はプレー以外のやることが多くなりプレーしていて全く楽しめないので、「雨の日にはゴルフをやらない」と10年以上前に決めた自分のルール。
だから、雨具の類は一切持っていない。
以前あった雨具(雨用ウェア)も捨てた。
グローブも、羊皮の安い奴で雨用のは一切持っていない。

だから天気予報で「雨」とか「段々天気が悪くなる」なんて時はゴルフに行かない。

ところが、このごろは天気予報が外れる事が多すぎる!

昨日も2-3日前の天気予報では、夜から雨。
一日前の天気予報では、午後3時から雨。
...なので、朝8時前のスタートで、昼過ぎにはあがろうと一年振りのホームコースへ。
古いゴルフ友達と前夜軽く飲んで、さあ、いざ....って、スタート時に霧雨が2-3ホールで土砂降りの雨!
雨具を持ってない俺は、傘を差しながらのプレーになったが、長袖のシャツもベストも雨を吸ってグショグショのベッタリ。
「何でこんな日にゴルフをやらなきゃなんないんだ(泣)」と、ぶつぶつ言いながらも、やっとたどり着いた8番ホール。
皮の手袋はすぐに濡れてズルズルになるので、その時はもう3枚目の手持ちの最後の手袋。
狙いを定めてドライバー一閃!!,,,???

インパクト前に、フイに手が無重力状態になったような...
飛んでいくのは、買って間もないドライバー...左前方の崖(下に池)の方向にくるくると、綺麗に回転しながら50ヤード以上の距離を飛んでいく...その光景を口をあんぐり開けて見ている不思議な経験。
完全にドライバーの池ポチャを覚悟して眺めていると、池の間際に生えていた大きな松の枝に「ガッシャン!」と音を立ててぶつかり、真下に落ちた...
実際、次にどうアクションを起こして良いものか途方に暮れていたら、親切な同伴競技者の方がサッサと崖の下に降りていって拾ってきてくれた...「ああ、どうもすみません! どうもありがとうございます」と、当事者の俺はひたすらお礼を言うことしかできなかった。

で、我に返って、ボールはどこへ?
当たる前に手から離れたような感触だったのに、なんとボールはそこそこ飛んでまあまあショット...

ああ、雨の日のゴルフは嫌だ。
へタすりゃ、人に怪我させる。
「もう絶対、二度と雨の日のゴルフはやらないぞ!」

でも、ハーフで帰ろうと思った昼飯中、薄日が射して来たので午後のハーフもやってしまった...当然、やり始めたらまた雨が....