ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ラウンド中止

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月初めから誘われていた今日のラウンドだったけど、結局昨夜のうちにラウンド中止となった。

天気予報は週間天気予報が発表されてから、ずっと20日だけ雨の予報。
その前後はゴルフするのに問題ない天気なのに、この日に限って「雨」の予報。
以前は週間天気予報での一週間後の天気なんて、前か後ろに一日分はずれるもんだったけど...この天気予報の「雨」予報は変わらない。
それどころか、近づくに従ってただの「曇り時々雨」が「雨時々曇り」になり、その後「ずっと雨」が「雨風の荒れた天気」になり、「気温が低い雨で昼頃には雪」の予報へと悪化して行く。
昨日の段階では「朝9時から雨で気温7度、12時には気温3度で雪」とまで酷くなっていた。
この雨は夜まで続き、ラウンドしたら濡れ鼠になるのは確実...

今まで何度も書いているが、基本的に自分は「雨の日はゴルフをやらない」。
風の日ならいくら強くても楽しむ気持ちがあり、「それもゴルフ」なんて思っているけど、雨の日のゴルフに楽しい所は一つもない。
そもそもイギリスで始まったゲームだから「悪天候もゲームのうち」とも思われるゴルフだけれど、過去のイギリスのゴルフ漫画や絵画などを見ても、風で楽しんだり苦しんだりする漫画は多くあっても、雨の中で楽しんでいる様な漫画はまだ見た事が無い。
それよりも、雨の日のゴルフはグリップが滑ってクラブが飛んだリ、斜面で足を滑らせて転倒したり、ライがぐちゃぐちゃになってフェアウェイやグリーンを痛めたり、身体が濡れて風邪を引いたり熱を出したり。
大きな怪我をしたり病気になる危険の方が多くて、ゲームの面白さを感じる所など一つもない。
そうして「雨の日のゴルフは絶対にしない」と決めた時に、そのとき持っていたゴルフ用のレインウェアは全て捨てた...楽しくないことの準備なんてしたくないから。

...自分は今までのゴルフ人生で、運悪く雨の日にコースデビューした為にそれ一回でゴルフをやめてしまった人を何人も見ている。
彼等が言うのは、「ゴルフで楽しい事なんて一つも見つけられなかった...むしろ、もうこんなものやるか、と言う思いが一杯になった」。

今は自分のゴルフは、週間天気予報を見てからコースの申し込むようにしているので雨の日のゴルフはしないで済むけど、誰かが誘ってくれたコースでのラウンドはそうはいかない。
雨の日のゴルフはいやでも、その人との付き合いの方が楽しい時は雨の日でもゴルフ決行となる。
漫画家コンペや大人の遠足みたいに仲間との遊びの予定が決まっている場合もそう。
そういう時、困るのは自分には雨具が無い事。
また買うつもりは絶対に無いので、今まではハーフごとに濡れた服を着替えていた。
着替えは一杯持って行くようにしてたので、これで済んでいた。
しかし、今回の予報のように「雪」は困る。
濡れて凍えて体調を悪化させたりしたら同伴競技者に迷惑がかるし、何より遊びでそうなるのはバカらしい。
で、やむを得ず昨日はゴルフショップに行って「雨よけのウィンドブレーカー」を探して買って来た。
「撥水機能」がついたウィンドブレーカーだ...これをゴルフ用の服の上に羽織れば雨がしみ込むのは避けられる...これは雨具じゃないし(笑)。
LLでは小さくて肩まわりがきついので、3Lのヤツをやっと見つけた。
で、覚悟して「行く」準備を終えた所に電話。
「明日、どうする?」
そうなれば、
「ゴルフ場のピンポイント予想では、昼の12時には気温3度で雪だってよ」
「じゃあ、やめようか?」
「雨と雪じゃ楽しくないから...酒飲むなら付き合うけど」
「よし、キャンセルして別の機会にまたやろう」

今、窓の外を見ると結構本降りの雨で、寒い。
この雨の中でゴルフをしないで済んだ事を本当に感謝する。
せっかく買ったウィンドブレーカーは色々と使い道があるから、失敗じゃないし。

ただ、先に送った宅急便のキャディーバッグだけが、寂しくコースまでを往復して来るのが可哀想だったかも(笑)。