ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

全米オープン二日目

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初日を見逃したので、二日目はテレビを見ていた。
マスターズは、「さあ、これからゴルフシーズンだ...いつかあんなところでゴルフをやりたいなあ。」なんて思って、毎年楽しんで見ている。
また、全英オープンは「これがゴルフコースなんだよなあ...これがゴルフの原点なんだよなあ...」なんて、なんだかイギリスの古い叙事詩の続きを見ているような気持ちで、楽しんでいる。
が、全米オープン...
出場しているゴルファーの苦しむ顔しか見えてこない。
パープレイをベストとするためのセッティングなんだろうけど、(道具が進化しすぎたために)ちょっと普通の我々とはかけ離れすぎたところでやっているゴルフという気がして、最近はあまり興奮も共感も出来なくなってしまった。
500ヤードを軽く超すパー4とか、7600ヤードを超えるパー71のコースって!
まあ、サーカスを見ているように、世界のトッププロの超ファインプレーだけを期待して見るんなら面白いんだろうけど...
自分では年々「なんだかなあ...」って気持ちが強くなってくる。
こんな風にコースを極端にしていくより、本当は「プロは全員パーシモンにスチールシャフト、糸巻きバラタカバーのボールを使うこと」なんてした方がいいんじゃないかってずっと思っている。
実際には用品用具メーカーとの契約なんかで無理に決まってるんだろうけど、7600ヤードのパー71なんて、意味がないって感じてしょうがない。
朝からずっと、世界の一流プロの「ゆがんだ顔」を見ていて、何年も前のジョン・デイリーの怒って棄権した事件を思い出した...正直な男だったんだろうなあ、って。