いろいろ問題があって体調万全じゃ無いんだけどね。
奥さんの友人の関係で随分と前に予約した「伊豆の温泉での一休み」に行って来た。
伊豆方面なんて，，，もう十年以上行っていない。
ゴルフに燃えていた頃は、お誘いがあれば東名・中央道・関越道から家から便利な東北・常磐道までどんなに遠くても出かけたものだったけど．．．最近は東北道や常磐道．．．いや、全く高速に乗らない下道で行けるコースにしか出かけていない。
おかげでETCのついてないうちのオンボロキャンピングカーは、首都高に乗ろうとした途端にトラブル発生。
今までずっと利用していたその首都高の入り口は、今は「現金不可」なんだって。
「現金車はここからは入れません」「じゃあ、バックして戻るよ」「そうはいきません」「この書類にサインしてください」とやらで、後で支払いの書類にサインさせられて「へえ〜〜〜」と驚きながらのスタート。
知らない間に世の中変わっていたんだねえ．．．
まあ、そんな訳で随分前に６日夜の宿泊予約したホテルの関係上、天気予報に関係無く６日に旅ゴルフのプレー予約をしなくちゃならなくなった。
伊豆で遊ぶゴルフ場は、本当は富士山さえ見えればどこでも良かったんだけど．．．俺のゴルフ人生に大きなきっかけを作ってくれた元週刊ゴルフダイジェスト編集長西澤忠氏に、最後に「今度一緒に勝負しようぜ」と誘われたゴルフ場、旧「伊豆ゴルフクラブ」、現「伊豆ハイツゴルフ倶楽部」を旅することに決めた。
そのスタートに間に合わせるために、前日の５日を伊豆で遊ぶことにする。
ホテルの場所は伊豆長岡、５日の車中泊の場所はコースに近い道の駅「天城越え」と決めて、その前日の４日に海老名SAでまず車中泊、５日朝は厚木インターから西湘バイパスで熱海、そこから海沿いを行先決めないぶらり旅。
途中伊東の道の駅で遊覧船に乗ったり（うちの奥さんは風景には全く興味が無く、ただひたすらカモメとトンビへのかっぱエビせんプレゼントに熱中していた）、知り合いのシーカヤック乗りのN氏夫妻を訪ねたり、演歌「天城越え」で有名な浄蓮の滝を訪ねたり．．．
この浄蓮の滝見物が失敗で、滝つぼまで登りくだりした階段で膝が笑ってしまい、夜中に足が攣ったり筋肉痛が出たりで、ゴルフプレーにはマイナスだった。
６日当日は曇り予報が外れて朝から雨、、、普通ならキャンセルするのだが、なんと驚くことに前日訪ねた古い友達のN夫妻が「最近になってゴルフを始めて熱中しています」ということで急遽参戦！．．．２サム予定が４サムに。
多少天気が悪くても、これは楽しいに決まってる。
俺も奥さんもここ十年くらい雨のゴルフはやったことが無いのだが、元気な二人に引っ張られての陽気で元気な球打ち遊び。
雨は強くなったり弱くなったり、風も結構強く吹いて、気楽に遊ぶにはハードな条件だったけど、今ゴルフ熱中時代の二人にはそんなこと関係無し（笑）。
ま、「これぞ、ゴルフ！」ちゃあゴルフだし（笑）。
そんな二人の情熱に、ほんのいっとき日が射したりもしたけれど．．．やっぱり基本的には一日雨風のゴルフ日和だった。
だから．．．，「ここは正面に見える富士山に向かって．．．」なんて看板があるティーグランドからも、見えるのは真っ白な雲ばかり（涙）。
これだけは残念だったなあ．．．うちの奥さんなんか、富士山を見ると条件反射のように手を合わせるのになあ。
コースは伊豆にしては平らなコースなんだそうな。
アウトがリンクス風、インが森林コース風と雰囲気が分かれて、空いているコースで十分に楽しめた。
そして、このうちら夫婦より十年若いこの夫婦．．．神奈川県のトップアマの方に教わっているそうで、インパクト前後のビジネスゾーンで実にいい動きでボールを捕まえる片鱗が見える。
ただ、今の時点でのスイングを見ると非力な奥さんの方が旦那さんよりずっと良い。
若い頃結構我儘だった奥さんが、旦那さんの言う事を素直に聞いて真剣にプレーしているのが実に微笑ましい。
旦那さんは、シーカヤック乗りの職業と続けている運動で若い頃と変わらぬ体力の持ち主だが、ラウンドが進むにつれてその体力がスイングを壊して行く．．．つまり有り余る体力と腕力が、スイングで飛ばすのではなく力でひっぱたいて飛ばす方向に行きやすい。
これは体力に自信のある男性ゴルファーなら誰でも経験のある事だけど。
で、ゴルフは綺麗なバーディーまで決められて、オンボロ変態ジジーゴルファーの俺の負け（笑）。
痛むケツを抑えながら、ソッと打とうとして「頭叩き」が二度三度（笑）。
本当にまあ．．．痛み止めを飲んでいても、スイングすると痛えんだよなあ，，，
でも雨の中１８ホール完走。
４人で楽しめて良かった。
まだ今日も痛えけど．．．マスターズが終わったら、本格始動するつもり。
