ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

リハビリラウンド・イン・セントラルゴルフクラブNEWコース

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秋晴れ・気温20度前後と言う最高のゴルフ日和の中、セントラルゴルフクラブNEWコースでゴルフを楽しんで来た。

このコースは昨年若い「変態飛ばし屋達」とプレーして、距離こそ短いがそれぞれのホール変化があって面白いと感じていた。
レギュラーティーからはドライバーを使えば残りはウェッジと言うホールが多いけど、ティーショットを3wや4w、あるいはロングアイアンやミドルアイアンにすると起伏のあるグリーンに対して多様なショットが楽しめる。
バンカーも多く、グリーンを外した時のアプローチも色々試せるが...このバンカーが小石だらけなのだけは勘弁して欲しい(ちゃんと打ってフェースが小石の傷だらけになるなんてあんまりだ(怒))。
グリーンの状態は今一つだがそれなりに重くはないので、カップインするかどうかを気にしなければパターのチェックにも最適。

はじめは夫婦二人でのランドの予定だったけど、この日は直前に飛び入りでゴルフに燃えるご夫婦が参加した。
ご夫人は小柄ながら、まさに全ショットフルショットの「ゴルフ命」の燃えるファイター。
旦那は巨体ながら繊細で気を使う、夫人の守護騎士を思わせるハードヒッター。

しかし、プレー振りは笑いが絶えず、人見知りのうちの奥さんがリラックスして笑い転げる楽しいゴルフだった。
その所為か、久しぶりのゴルフなのにうちの奥さんはティーショットはほぼノーミス。
気持ち良い音と共に、青空にボールをかっ飛ばしていた。
もちろん多くのミスはあるが普段のようにミスの連続がなく、落ち込むようなシーンは全く無かった。

私はもちろん今課題のハーフショットの実戦チェック。
意識して左腕を地面と平行の部分で止めて、しっかり打ち抜く....右肩さえしっかり引いていればハーフショットでもタイミングが速くなる事も無く、切れたインパクト音を残してボールをヒット出来る。
もちろん、ちょっと気を緩めるとスクープソールの黒トップ故ダフってしまうミスは出るけれど、ハーフショットが上手く行けばその回数は大幅に少なくなる。
飛距離はやはり1番手は上げないと届かないけれど、フェースに当たる正確性は今までの倍以上良くなったと感じる。
ラインも出るし、低い弾道だけどグリーン上でもよく止まる。

3wや4wでも、同じイメージで振れると殆どミスが出ないし、それを繰り返す事でティーショットでのフェアウェイウッドの使用に凄く自信がついてしまった。
狭いホールでも全く不安が無くなった。

ただし、1wはまだまだ...同じように打とうとするとどうもタイミングが早くなり、納得いく球筋にならず飛距離も出ない。
いまは1wより3wでのティーショットの方が、正確だし飛距離も出る始末...かといって1wを普通に叩きに行くとせっかくのハーフショットとは全く別なスイングになってしまうし、曲るミスも多くなる。
これは今後のテーマ。

もう一つ、ウェッジの距離感が合わなくなった。
このウェッジと言うのは主に59度のウェッジ...ハーフショットをフルショットとして、それ以上振り上げずにちょっとハンドファーストを強くしてインパクトすると、最大70yとしていたがこの日は80yは飛んでグリーンオーバーが2回。
かと言ってインパクトをちょっと弱くすると50yをショートする...59度では寝過ぎで、58度くらいの方がいいかもしれない。

試しに数回、以前のスイングで叩いてみたが...結果はいずれも失敗(笑)。
うちの奥さんに言わせると「ハーフショットは以前に比べて本当にコンパクトになってるし、力が入ってないように見えるけど、フルショットは前みたいに振り過ぎてメチャクチャ」だと。
あちらの旦那も「以前のスイングだとボールが曲りますねえ...さすが変態ゴルフ」だと(笑)。

最後まで笑いっ放しのゴルフだったけど、あちらのご夫婦はこの日で4連チャン...流石に最後は「疲れました」だって...よくそんなにやれるよなあ、我々じゃあ二日連続だって出来るかどうか。
今日だって、もう全身筋肉痛(笑)?


このラウンドで、自分では「ハーフショットの練習は間違ってなかった」と確信。
1wとウェッジがこれに慣れれば、自分のゴルフがこの年になって大きく変わる....
「スイング改造」なんてよく世間で口にするけれど、長い間に身に付いた悪癖まみれのスイングは、実際問題とても素人には見た目で判る程変えられるもんじゃなく、それに成功した人なんてのは殆ど聞いた事がない。
普通素人のスイングが変わるのは怪我や病気をした時ぐらいで、それはやむを得ず変えなくてはならないからで以前のスイングより悪くなってしまうのが普通。

しかし、このハーフショット練習でのスイング改造は、「見た目」も「球筋」も明らかに変わり、おまけにそれが「ゴルフ内容」を良くすると言う可能性が高い。
今後も、自分はこの道を続けるつもり....時折出て来る「もっと飛ばしてやる」なんて衝動を抑える事が出来れば、多分自分は今まで以上のゴルフが出来る様になる。


...問題は....「変態ゴルファー」を自認する自分が、「ヒャッハー」なんて良いながら、また「90度曲げる」とか、「200ヤードをライナーで転がして乗せる」とか、「隣のホールの端からひん曲げてピンそばに」なんて「トンデモゴルフ」を無性にやりたくなる「発作」が起きないか、と言う事。

これは...難しい問題だ...自分に自信が全く無い...