ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

そろそろ、生ビールから酒への時節になって...

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困ったなあ...
飲み相手が誰もいない。
行きつけの店が、もう何処にも無い。

あいつはもう一緒に飲めない世界へ行っちまったし、あいつはもう飲めない体になっちまった。
あいつの行方は知らないし、あいつは飲みに誘っても来ないだろう。

考えてみりゃあ、今までだってほとんどは一人で飲んで来たんだが、誘えば来るやつはいつでも居た。
ここ十年以上飲んで居ない相手の名前は、アドレスにはあってももう昔と同じじゃないだろう。

一人でぶらりと寄れるような店の、親父達はみんなどこかに行っちまったし、みんなもう年を取り過ぎた。

生ビールより、キンと冷えた純米冷酒か、あるいは安酒の熱燗か...秋は酒が旨くって、その酒を二人で飲みたくなる季節。
しかし、そんなに都合良くは相手はいない(ほんとはいつもの事だけど)。
だから美味い摘みを余計に頼んで、一人宴会を盛り上げる。
きのこに鍋に焼魚、刺身に珍味に木ノ実まで。

何時もの事ではあるけれど、慣れてることではあるけれど、つい考えてしまうのが情け無い...ああ、あんたがここに居たならば...

秋の夜が言わせるジジーの独り言は、言っても書いてもみっともない。
やっぱり、秋になったんだねえ(笑)。


それより、やっと秋になったから、お楽しみはこれからだ。