まだまだ「やりきれてない」「スッキリしない」「納得できな思い」は半端なく、肉体的にできるならもう少し納得できる「今年のヒッコリーゴルフ」を味わいたいと、急遽茨城県のグランドスラムカントリークラブの「グラスラカップ」に申し込んだ。（先週ラウンドした奥さんは、今年のラウンドはもう終わり。）
ルール通り、自分なりに今年の集大成として、真面目に「今年最後のヒッコリーゴルフ」を楽しんだ顛末を記録しておこうと思う。
８時２２分スタート、同伴競技者は「一人ゴルフ」で申し込んでキャンセルがあったりでここのメンバーの方との二人になった。
今回はこの「大阪出身で今は土浦住まい」の三つ下の好人物が一緒で実にプレーしやすく楽しかった。
この日の天気は快晴で、冷え込みは半端なく、車中泊の窓に氷が張り付き、７時半に到着したクラブハウスでは、道の駅のすぐそばにある大き目の橋で道路が凍りついて何件ものスリップ事故が発生．．．コースのスタートに遅れた人が多数出たという話で持ちきりだった。
（今回は、今年のヒッコリーゴルフのトリを飾るラウンドとして、ドライバーは百年ものの「ウォルター・ヘーゲン」、ボールはレクスターとマクスフライ の糸巻きスモールボールをラウンド使うことを決めていた。）
．．．寒さで凍りついたまま、８時過ぎに少し早く東コースからスタート。
同伴競技者は白ティー、私は少し前のシルバーティーを使用。
東１番パー５・スタート前に自分なりに懸命に体を動かしたが、寒さでこわばったままの体でうまくスイングできず、ティーショットは左の斜面・２打目ーマッシーで脱出を図るが前方の木の枝にあたり、木の根元・３打目ー木下から出すだけ・４打目ーマッシーでグリーンショートー５打目・濡れたフェアウェイからアプローチザックリ・６打目ーピン３mオーバー・２パットの「８」．．．（前夜までの雨と寒さでライが悪いとはいえ、進歩が無い。）
東２番パー３・１打目ーマッシーでグリーン手前・２打目ーアプ、１ピン・２パットボギーで「４」
東３番パー４・１打目ー左ラフだがまあまあの当たり・２打目ー木の下を抜くためにシャフトの曲がった２番アイアンで低い球を狙うが、木に当たってOB・４打目ー出すだけ・５打目ーマッシー・ニブリックでグリーンショート・１ピンから２パットで「８」！．．．もうまったく進歩が無いのが情け無い。
東４番パー４・１打目ーフェアウェイへナイスショット・２打目ークリークでグリーン手前・３打目ー１ピン上・２パットでボギー「５」。
東５番パー３・１打目ーマッシー・ニブリックでショート、転がって池・３打目ーアプ２m・２パットダボの「５」。
東６番パー４・１打目ー頭叩きのチョロ・２打目ークリークまあまあ・３打目ーマッシーニブリックでショート・４打目ーアプ、ニブリックでザックリ・５打目ーアプ、トップでグリーンオーバー（笑）・６打目ーアプ４０cm・７打目ーお先に外しでまた「８」！！．．．ああ（笑）。
東７番パー４・１打目ーいい当たり・２打目ーシャフトの曲がった２番でグリーン手前・３打目ー１ピン下・入れてパー「４」。
東８番パー４・１打目ーフェアウェイ・２打目ードライビングアイアンでグリーン手前・３打目ー強すぎてグリーンオーバー・４打目ーアプローチショート・５打目ー蹴られてカップ脇．でダボの「６」。
東９番パー５・１打目ーテンプラ・２打目ークリークでテンプラ・３打目ークリーク・４打目ーマッシーでバンカー・５打目ー出ず・６打目ーバンカーから１ピン・「お先に」も外しての３パットで．．．「９」！！
結局東はなんと５７！．．．進歩どころか、言い訳もヘッタクレも出来ないスコアだが、最近は「こんなもんかな」「いつも通りか」とも。
本心はかなりガッカリ．．．なんだけどね。
悲しみながらハーフを上がると、なんと午後のスタート８０分待ち・・・つまり１時間２０分待ち！
このなが〜い昼食時間が良かったのかもしれない．．．気温が上がり寒さが緩んだ後半ハーフ．．．落ち込まず・へこたれずにカラ元気でスタートした午後は「中」コース。
中１番パー５・１打目ーフェアウェイ・２打目ークリークまあまあ・３打目ーマッシーでグリーンショート・４打目ーマッシーニブリックで１ピン・入れてパー「５」。
中２番パー３・１打目ーマッシーでショート・２打目ーアプ２mが入らずボギーの「４」。
中３番パー４・１打目ー左土手・２打目ークリークで木の間を狙うが木に当たり崖下へ・３打目ーマッシーで上手く出すがバンカー脇のレーキに当たりフェアウェイバンカー・４打目ーマッシーでグリーンショート・５打目ー１ピン・２パットで「７」！
中４番パー４・１打目ーフェアウェイ右・２打目ーマッシーでグリーン左・３打目ーアプ５０cm・入れてパー「４」。
中５番パー３・１打目ーマッシーニブリックでグリーン手前・２打目ーアプ２段グリーンに流されて１５m・３打目ーパット戻って来る（笑）・４打ー寄せきれず・そこから２パットでダブルパーの「６」！
中６番パー４・１打目ーフェアウェイ・２打目ーマッシーでグリーン左手前・３打目ー１ピン下・入れてパー「４」。
中７番パー４・１打目ーフェアウェイ・２打目ーマッシーでグリーン右・３打目ーアプ１ピン下・入れてパー「４」。
中８番パー４・１打目ー頭叩きのチョロ・２打目ークリーク・３打目ーマッシーでグリーン手前・４打目ーアプピン３mオーバー・２パットでダボ「６」。
中９番パー５・１打目ーフェアウェイ・２打目ークリークまあまあ・３打目ーマッシーニブリックでグリーン手前・４打目ーアプ７mショート・２パットボギーで「６」。
もっと行くかと思ったが、途中のトリ・ダボのせいでやっと４６だった。
トータルスコアは１０３回．．．あ〜あ（何にも言えねえ）。
後半の中コースは、午前中よりずっと日差しが暖かくなり、風もなく芝も乾いて来たので、気持ちの良いハーフとなった。
このくらいの天気なら、まだ今年もやれそうなんて思ってしまうが．．．朝８時頃のコースは、霜で芝が真っ白になり寒さで手指が凍りつき、身体中の筋肉がこわばって体が満足に動かせない寒さだった。
ちっとも進歩なく終わった俺のヒッコリーゴルフ２０２１年シーズンだったけど、今日使った１００年もののヒッコリークラブと５０年ものの黄ばんで腐ったスモールボールの感触は「当たると実に気持ちが良かった」．．．全然飛ばなかったけど。
ヒッコリーシャフトのしなりに任せて振ればいいものを、つい力が入って強振してしまうと、シャフトのしなりが出過ぎて頭を叩いたりテンプラになる失敗を今日もやってしまった。
こういう「俺の持っている傲慢さ」を押さえつけることが出来れば、もう少しダメなラウンドの時のグダグダが無くなって、気持ちの良い余裕ができるとはわかっているんだが．．．
来年の春のシーズンからは、そんな事をテーマにしてみようかな。
（なお、当然の結果として、ハーフオープンコンペの「ペリア」には全く絡まず、また１番違いで飛び賞も逃し．．．参加賞のハンバーグをもらって帰って来た（笑）。）
追記。
コースの距離であるけど、ヒッコリーゴルフに適した距離は５０００y〜５５００yと言われている（現代ボールを使用して・らしい）。
このコースは、白ティーで東・中が６４３０y。
レディースティーが同じく東・中で５２８０y。
私がプレーしたシニアティーは大体１０〜２０yほど白ティーの前にあったから、１８ホールで１８０yほど短いと計算すると６２５０y．．．多分６０００yだったと思われる。
これでは、ちょっとヒッコリーゴルフには長すぎで、本来はレディースティーあたりがちょうどヒッコリーゴルフに合っている距離だった。
この辺の「コースの長さ」をどう考えるか．．．強振し過ぎて百年もののヒッコリークラブを壊さずに、古い古い糸巻きボールの「飛ばなさ」を当たり前のこととして、俺のヒッコリーゴルフを楽しみたいのだが。
ヒッコリーゴルフを楽しむゴルフ場探しで、来年は５５００y程度の距離のコースを探すことを一番大事な条件にしてみようと思っている。
