ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

お肉コンペ in 皐月鹿沼GC

空振りするほど壊れたスイングをリハビリするには、調度良いと思われるオープンコンペを見つけた。
18ホールのオープンコンペだし、皐月鹿沼というコースにそれほど悪い評判は聞かないし、ゴルフ仲間の何人かが入っているのを知っていたし、何より賞品が「肉」というのが自分が真面目にゴルフに取り組む十分な動機になり得る。
貧乏人にとっちゃ「肉」ってのは贅沢品の代表みたいなものだから、お土産に取れれば自分の家庭内環境改善にはすこぶる具合が良い。

それにこのコースの近所のコースはほぼ全部ラウンドしているのに、なぜか皐月鹿沼だけは今までラウンドする機会が無かったという、不思議な巡り合わせ...回ったことのないコースのラウンドは、必ず感じるワクワク感がたまらない。

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で、始まったラウンド。
俺は今風(といってもみんな十年以上前のクラブだが)クラブで、慎重にスコアを作り行くつもりのスタート。
スタートホールこそチグハグなイージーミスを重ねて3オン3パットのダボだったが、2番パー5は絶対にパー以上を取りに行く真剣ショットを重ねる。
506yを1w・4wでグリーン前まで持って行き、3打目はワンピン奥につけてのバーディーチャンス。
惜しくも30センチ以内に外して、(普通ならOKだったけど)この日のルールである完全ホールアウトのために、他の人のパットラインを避けて遠くからロングパターで「お先に...」
なんと長いシャフトが邪魔をして、フェースが思ったのとは違う動きになって20センチほどパットをカップクルリン...ボギー...流石に顔が引きつるパットミス。
その後、1m以内が全く入らなくなり、それに腹が立ってショットまで荒れてくる始末でOBやら池やらで、気がつけば53の大叩き(笑)。

流石にこのままじゃいけないと昼にビールも飲まず、真面目にスタートした午後の南コース。
短いパットもキッチリ構えて慎重に打つと、やっと普通程度には入りだした。
(それでもスタートホールのパー5じゃ、2打目をカラーに運びながら、そこから4打も打つ大バカヤローだったけど。)
つまんないミスばかりだったけれど、1mくらいがほぼ入ったので(ミスは2回)上がってみれば42。
流石に前半叩きすぎたけれど、それでも大叩きホールにハマれば上位もあると期待しつつパーティーへ。

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が、その楽しみも最初の「まず隠しホールをおしらせします」で、地獄の底へ一直線。
大叩きした前半も結構うまくパー5とパー3を散らしていたので、大叩きした方のホールが入れば上位もあったんだけど...これが前回と同じに全くの逆目。
隠しホールにはパーの方が入り、大叩きした方は大外れ。
42で収めた後半も、パー5とパー3はパーの方が隠しホールに入ってしまった。

簡単に計算して、ネット78を越えているので上位は全くアウト。
飛び賞もあっという間に飛び越して行って、ここで今日の商品は参加賞のハンバーグのみのお持ち帰りと決定。
ご一緒した3人の方もそれぞれあった大叩きホールが外れて、おまけに飛び賞も外れ、全員参加賞のみと・・・

慰め合いなが他人の表彰を延々と見ていて、「さあもう帰ろうか」という気分の時に「あとは3位以内ですが、ここで今日の開場記念の特別賞の発表です。」
「アウト53・イン42の...」・・・「ん?」「それって俺と同じスコアじゃない?」なんて思った途端、「44位は大叩き男さん!」・・・

4人で顔を合わせて...「え〜?俺?」
いやあ、嬉しいなあ...
真面目にゴルフしたから、ゴルフの女神さんがちょっとご褒美くれたらしい。


久しぶりの「大ラッキー!」って感じのご褒美。
おまけに飛び賞やそれまでの商品よりぐっと大きな箱に入った、「国産牛のすき焼き用牛肉」で、量もかなりある。

いやあめでたい、めでたい。
大きな顔をして家に帰り、大きな顔でゴルフに行きやすくなる(笑)。


幸いなことにヒッコリーゴルフで出た、あの「トンデモショット」や、それを感じさせる嫌な感じのミスショットは出なかった。
(やはりあれの原因はヒッコリーシャフトの動きなんだろうなあ)

黒トップでのナイスショットはあまり無かったが、後半パンチショットイメージのショットでは距離は合わなかったけれど方向性は良く、3〜4番手大き目のクラブで打てばなんとかなりそうだ...春まではこれだな。