ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

メイフラワーGCで、夏の終わりを楽しむ。

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今年は色々あって月一ゴルフが続いていたけれど、やっと涼しくなったので本格的始動の切っ掛けに気持ちの良いコースに行こうという気になった。
候補としては夏の終わりを感じさせてくれそうなコースと言う事で、海沿いの小名浜シーサイドか、山の方では紅葉前だけどうちの奥さんが大好きなメイフラワー...じゃあ、前日喜連川の道の駅で温泉に入ってからメイフラワーに、と決めて出発。
喜連川でしっかり温泉を楽しんでから、道の駅矢板車中泊宴会。

当日天気は晴れで涼しい風が吹き、まさにゴルフ日和。
アウトスタート8時で、前も後ろもいないコース独占状態の伸び伸びプレー。

今回の自分のプレーは、使用クラブは全てヒッコリーの百年もの(現代ヒッコリーのニブリックも何も使わず)で、ボールはダンロップ65に限定した。
ヒッコリーゴルフの内容は後で書くが、前日激しい夕立があったためにコース全体が少しウェットでカートは道路のみ走行可、水たまりもあちこちに残る状況。
去年は11月に来て紅葉を見逃してしまったが、この日の様子では紅葉はまだまだ...ただ夏に雨が多かった所為で今年の紅葉はあまり期待出来ないと地元の人が言っていた。

残念だったのが、いつも必ず珈琲を飲んでいたインコースの雰囲気のいい売店が、無人で自販機のみになっていた事。
売店内部もちょっとカビ臭く、何となく荒廃した感じがあった...やはり、ああしたちょっと贅沢な雰囲気を維持して行くのは、この付近では難しいのかもしれない。

10時にはハーフ終了、1時間の休憩(まだスタートする人が居た為)の後、2時にはラウンドが終了した。
ゆっくり風呂に入った後、久慈川の方面をドライブして寄り道しながら下道を帰る。

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ヒッコリーゴルフの結果は...スコアで言うと46・45の91。
実際のラウンドで確かめたかった事がいくつもあり、実験的に色々なヒッコリークラブで「試しに」色々な打ち方をしてみたので、この結果は大いに満足している。

まず一番確かめたかったのが、自分でフェースを削り、プロのT氏に整えてもらったフェアウェイウッドが使えるかどうか。
それから、今エースドライバーと考えているW・ヘーゲン名のウッドが、使えるか、どのくらいまで強く振れるか?
そして、どのくらいの飛距離が出るか?
それに、ヒッコリーアイアンのそれぞれの飛距離と使い勝手、それにニブリックのバンカーショットとアプローチの具合。
そして、黄ばんでしまっているダンロップ65名のボールが、ラウンドで実際に使うとどうなるか?
こんな事を一ホールずつ確かめながらのラウンドだった。

まず、ティーショットのW・ヘーゲンドライバー。
ちゃんとヒットすると、気持ちの良い弾道で最大220yくらい...これはかなり強く打ってみた時の記録で普通は200yくらいか。
ただ、フェースのスイートスポットと言うかナイスショット出来る範囲が非常に狭い。
軽く打ち過ぎるとボールが上がらずにゴロになる。
良い球を打つべく力を入れると折れたり割れたりしそうでちょっと怖い。
今は良いけれど、何時迄持ちこたえてくれるだろうか...

改造したフェアウェイウッド。
ちゃんと振れば180y近く飛ぶ。
ただ、それだけ打とうとすると、やはり壊れそうな気がする。
とりあえずの2打目の距離稼ぎと言う役割には十分役に立ちそう。

アイアンはミッドアイアン・マッシー2本・マッシーニブリック・ニブリックの5本を入れて来たが、ミッドアイアンはティーアップした場合なら170y飛ぶのが判った。
もちろんフェアウェイからこの距離は出ない。

マッシーはシャフトが長くロフトが立っている様な感じの方は、150y前後は出て安定している。
問題は130~140y位を打つ為の短い方のマッシーが、どうにも安定しない。
振ると150近く飛んでしまい、コントロールしようとすると110yくらいしか飛ばない...これは練習の必要ありかも。

マッシー・ニブリックは100~110yくらいは非常に安定していて、自分では一番上手く打てるクラブ。

ニブリックは...問題があった。
バンカーショットは、午前中の湿って締まった砂の時には、2回やってどちらも1m以内について感触が良かった。
ただ、午後になって砂が乾いて来て、柔らかくふかふかの砂状態になった時には難しかった。
バンスが全く無い為に、通常の感覚のバンカーショットでは1回で出ない。
ホームランと変わりない様なギリギリの薄さで砂を獲れれば、止まる球も打てるが...少しでも厚く砂を獲ってしまうと、ダルマ落しのようになってしまってボールが飛ばない。
またアプローチも、ラフなどで少し強く打たなくてはならない時に、ヒッコリーシャフトが思ったよりも走ってしまう事があった...意外にゆっくり振る事が難しい。

ヒッコリークラブについて考えると、かなり慣れて来ている。
パットが入ればそれなりのスコアが出せそうだ。

...そして、面白い!!
もうこれからのラウンドは「出来るだけ」ヒッコリーゴルフに限定したくなった。

とりあえず気になった事を修正して、来週はヒッコリーでオープンコンペに挑戦してみたい。