ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

手術後一週間の状況  (2017年5月22日)

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15日に手術してから1週間経った。
現在胸の痛みもすっかり無くなり、小便時の痛みももちろん何も無い。
一応手術後1週間は「安静にしている」と言う事は当たり前なのだが、どうしても「運動不足のただのデブ」と言う自分の現状が許し難く、少しずつでも動いてみようと19日(手術後4日目)に外を歩いてみた。

これが大変だった。
歩き出すとすぐに心臓の辺りに不快感...いつもの脈が「飛びそう」とか「乱れそう」って時に感じる感覚だ。
手首で脈を取ると...やっぱり脈が飛んでいる。
しょうがないのでそのままゆっくり歩き出したが、1キロも歩かないうちに完全に不整脈の発作状態になってしまった。
「ああ、手術したからってそう簡単には治らないのか」なんて、かなりがっかりしながら木陰のベンチに腰を下ろす。
「こうなると一週間は続くんだよなあ、この状態」なんてため息をつきながら、若葉の木々を見ていた。
と、「あれ?」...胸の不快感が無くなっている。
手首で脈を取るとなんと、かなり脈は速いけど乱れは無く「ドッドッドッ」と規則正しく打ち続けている。
これは驚いた...今迄は一度脈が飛び出すと最低2~3日、発作で完全に乱れてしまうと1週間はその状態が続いて、すぐに回復するなんて事は一度も無かった。
「へえー...」としか言葉が出なかった。
その後それほど長くはない距離の散歩を続けたが、もう一度「飛び」が始まって、それも座って静かにしているとまた元に戻った。

その二日後、真夏日となった暑い日の夕方にも散歩に出る。
暑さの中普段よりずっとゆっくりだが4千歩程の散歩。
この時は脈は速くなったが不整脈は起こらなかった。

酒は全く飲んでいない。
普段なら一杯飲みたい所はノンアルコールビールで我慢している。
これは最低2週間は続けるつもり。

でもこれからが楽しみだ。

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今日の朝、N先生から電話があった。
その後の状態のチェックとブログを読んで頂いての間違いについてだった。
その間違いは、先生から「普通の人の倍の厚さの筋肉」と言う話を聞いて、ネットでそれを調べたら「肥大型心筋症」というのが当てはまると思って記事を書いたのだが、私は「肥大型心筋症ではない」との事。
筋肉が厚いのは心房部分で、心室の厚さは普通と言う事だった。
これは個人の「個性」の範囲で、病気ではないと教えて頂いた。

ネットから得る情報と言うのは、その情報の「表に近いほんの一部」と言う事は感じていたが、この件も「検索すると引っかかる上っ面の部分」で「その下にある基本の大きな情報は見えて来ない」と言うネット世界利用で陥りやすい間違いだと感じた。
便利にはなっても、それが合っているかどうかを知るにはやはり膨大な勉強が必要なんだよねえ...
気をつけなくちゃなあ。

さて、今の所は順調、だと思う。
今週は練習場にも行ってみようと思うし、歩くスピードも速くして心臓に負荷もかけて試して行きたい。
なにしろ、今迄と違って不整脈を起こしてもすぐに回復するんだし。

もちろん、無理はしない。