ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

松山4勝目  (2017年2月7日)

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松山勝っちゃったねえ...

2017年ウェイストマネジメントフェニックスオープンで、プレーオフ4ホール目でウェブ・シンプソンに勝って4勝目。
だんだん「当たり前に」勝つようになって来た。

このまま故障せずに行けば、10勝はしそうだしメジャーにも手が届きそうだけど...
あの身体にして来たのは考えての事だろうと思うが、オレにとっては心配な事がある。

まあ、名も知れないヘタレゴルファーの余計なおせっかいで偏見に満ちた意見なんだけど、調子が上がって来たからこそ一応書いておきたい。
今迄長い期間仕事絡みで色々なゴルファーを見て来た者として、今週刊誌やゴルフ雑誌で絶賛されている松山のスイングに危惧している。

ショットに切れが出て正確性が増しているのは事実だけど、どんどんインパクトが激しくなっているのが心配なのだ。
かってレティーフ・グーセンやバレステロス、デビッド・デュバルなど、一時期世界最強を誇ったゴルファーが急激に調子を崩して行った直前のスイングは、いずれも「それ迄よりインパクトが強くなったなあ」と感じた直後だった。

俺の知っている限り、強いインパクトになっても成績が落ちなかったのはタイガー・ウッズくらいなのだ。

身体のバランスや筋肉の強さや関節の動きやバランス感覚には限界があって、それを越えた強過ぎるインパクトは腰や膝や肩の故障を引き起こし、自分のしようとしている感覚と身体の動きがマッチしなくなる様な...そんな気がしている。

まだまだ松山は十分に若いからしばらくは大丈夫と思うが、30前にそんな時期が来るのではないか。
もちろん、こんな感想は素人の戯言に過ぎないけれど、長く活躍して欲しい松山だけにあえて声を上げておく。