ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ゆるりと...

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変態ゴルフ並びに、ブログトモダチのダッファさんと浅草飲み。

ダッファさんは、摘みはポテトサラダ、魚卵類と軟体動物は一切ダメと言う「酒飲みの風上にも置けない男(笑)」で、酒の好みも私とは全く違う。
かたくなにパーシモンとヒッコリーと糸巻きボールにこだわり、百を叩こうと二百に近付こうと近代兵器には一切手を付けないと言う骨もある....なのに、日本酒は甘口フルーティーしか飲めないし、ワインにカクテル・ウィスキー、雰囲気のいいバーやスナックも常連って...ひたすら庶民の私とは大分違う。

そんな育ちの良い変態ゴルファーさんとの、ゴルフの話は面白い。
少し前には、同じく変態ゴルフ仲間の関西の友人を尋ねて、ともに変態ゴルフを楽しんで来たそうだ。

世の中に、数字の多少ばかりで一喜一憂するつまんないゴルファーばかりじゃなくて、彼等の様に自分の楽しみをひたすら楽しむゴルファーが居るって事が素晴らしい。
彼等は当然、「絶対にティーグランドからグリーン迄はボールに触らない(ルール上必要なドロップの際は別)」。
ゴルフコース都合の「お助けルール」は使わない。
プレーは速く、マナーは最高。

まず、神谷バーで生ビールとデンキブラン
摘みは串カツとポテトサラダと焼き鳥と。
しばらく話が盛り上がったあとで、二軒目は日本中の日本酒が飲める酒屋のカウンターで、酒三昧。
私は辛口純米酒、彼は甘口純米酒
若い時代からの「いろいろあった」、苦労じゃない苦労話。
「ロマンスがらみのおのろけ話」に、娘にまつわる「あんな時代」の思い出話。
病気自慢も衰え話も、そんなものは軽く乗り越えて。
いつの間にかの年齢話も、しょうがないやと諦めて。
時代が変わったのに自分が変わったか変わらないか。

今こうして美味い酒が飲めるんだもの、名も金も無くてもなんの不満があるものか。
此処迄生きて来れたんだもの、人生悪かろうはずがない。
...灰干しのサバってのが旨かった。
辛口の純米酒に良く合った。
話尽きずに杯重ねて、気がつけば11時過ぎ。
「ではまた近いうち」と、手を挙げて店を出る。

今日は少し酒が残っている...が問題なく気分がいい。
ありがとさん、ゆるりと酒飲む時間があった事、真面目に素直に感謝する。