ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

低山紅葉にはちょっと遅かった

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昨日27日、ホームコースの誕生日記念招待券を使って、うちの奥さんと二人で晴天の低山紅葉見物ゴルフ散歩をして来た。

先週17日に低山紅葉見物ドライブをした時にはちょっと紅葉の盛りには早かったので、先週末か今週始めに紅葉が一番奇麗になるはず...で行くつもりだったラウンド。
それがタイミング悪く雨の日が続いたので、結局昨日のラウンドになってしまった。
26日も夜には霧雨が降っていたが、道の駅「もてぎ」でいつもの前夜車中泊権誕生日前夜祭。
ただ、いつも通りの缶酎ハイは寒さの所為で今一つ。

翌日のラウンドは紅葉の奇麗なホールが多い、あおい・おばなを選んでのスタートにしたので、とれたのは7時21分のトップスタート。
朝から晴れ渡っていたけど、かなり冷え込んだ為か日が当たった場所から湯気が湧き上がっていて、まだ低い太陽が作る樹木の陰と一緒になってかなり幻想的な風景。
そのかわり「ブルッ」と来る寒さで身体の筋肉が硬直していて、1番ホールはなかなか満足にボールが当たらずバタバタで終了。
それでも2ホール程こなすうちになんとか身体が動いて来て、あおいで紅葉が一番奇麗な3番4番のホールからは風景を眺めながら楽しむ事が出来た。
プレーの速い我々に後続の3人組は全く追いついて来なかったので、3番からは色々と試したり確認したりしながらの球転がし散歩...ただし、冷たい風がだんだん強くなって来て、日向にいないと凍え死にそうな寒さは続いた。
ハーフを終わったのが、かなりゆっくりプレーしたつもりだったのに9時10分。
まだスタートする人が残っていて、待ち時間は1時間ちょっと...まだ朝食とも言える昼食をやむなく食べて時間を過ごし、10時20分くらいにおばなスタート。
日差しはかなり強くて眩しいくらいなんだけど、冷たい風がどんどん強くなって来て体感気温はかなり低くて、朝と変わらない寒さを感じる。
おまけに吹き続ける風が「突風」と言えるくらいに強くなり、ぐるぐると渦巻いて枯れ葉を巻き上げてあちこちに小さな竜巻を作る始末。
なのでコース清掃なんてとても追いつかず、フェアウェイでもボールを枯れ葉に隠されてロストする...グリーンにも一面に枯れ葉が舞い、転がるボールに枯れ葉がぶつかって曲ったり、糸杉の小さな赤い葉がグリーン上に全面敷き詰められてピンクのグリーンになっていたり...
一度は打とうとした時に糸杉の葉っぱの小さな竜巻に巻き込まれて、襟首や顔に小さな糸杉の落ち葉が当たって「痛え!」「痒い!」の大騒ぎ。

我々はいつものようにスコアをつけずにまわっていたけど、コンペなんてやっていた人達はさぞかし大変なゴルフになっただろうなあ..

ラウンドが終わったのは12時半...コースからの誕生プレゼントのケーキを貰い、コースを出たのは1時半頃か。
また道の駅「もてぎ」に行って、自分用の酒の肴にあまり他では売っていないキノコを買い、土産などを買ってから今日のお楽しみの関東の低山紅葉見物に。
ホームの東ノ宮ccからの帰り道は、高速が嫌いなので帰りのドライブ自体を楽しむ為に寄り道をしながらのお楽しみコースを、遠回りを承知で色々と開拓して来た。
その中で栃木の低山から雨巻山と言う風流な名を持つ低山の近くを通って、関東平野である岩瀬に下りて行く山道は最も好きなコースの一つ。
雨巻山の近くを分水嶺として、那珂川の方に(関東平野方向とは逆に流れる流れる)「逆川」は茂木までの一帯の山奥の村と町(栃木側から見て)の田圃や畑を潤す貴重な流れなんだけど、その流れに沿った道から見える四季折々の風景は、昭和の日本の田舎の山村風景を思い起こさせる、「なんだか懐かしい」風景なのだ。
昨年迄はその分水嶺の峠までの急な斜面の田圃は奇麗な千枚田の風景だったんだけど、今年から大きく区画整理された農業機械の入れる田圃になってしまったのが少し残念。
この道に沿った低山の紅葉は、ずっと以前月例に毎月出ていた頃から11月の月例帰りに車を止めて見惚れる程に気に入っていた場所。
残念ながらこの日は既に一番奇麗な赤系の葉が殆ど落ちていて(この日の強風で落ちたのかも)、それでなくても地味な低山紅葉が一段と地味な色になっていた。
やっぱり今回はちょっと遅かった...

この道でずっと登って行って茨城県へ県境の峠を越えると、一寸した「いろは坂」の様な曲りくねった急な下り道になる。
この急な下りはかなりのもので、今まで栃木側の上りが思ったより結構あった事と、栃木側が関東平野よりかなり高い所だったと言う事が理解出来る。
この道は自分に取っては、「ずっと山奥に向かって走って行ったのに、やがてその行き止まりを越えると、急に関東平野の開けた街になる」と言う感覚の「不思議な道」なのだ。

そして残念な事にゆっくり止まって見られる場所が殆ど無いのだけど、この急な曲がりくねった下り道から見える右側の斜面が低山紅葉の盛りには息を飲む程美しい。
赤から黄色までの派手ではないが複雑なグラデーションは、帰り時間の「丁度夕陽がまともに当たる」位置関係からも一層強く燃え上がる。
ここの山腹は岩瀬桜川ccからも見える低山紅葉の奇麗な山の中の道だが、よく見える場所には止まれるスペースは無く、後続車がいない時だけ少しの時間停車して楽しめるだけ....11月半ば過ぎには毎年最高の低山紅葉が見られる私のお薦めの場所だ。

ゴルフはと言えば、ウッドが合格点なのにこの日はアイアンが左に引っかかりまくり...途中で気がついた「原因」はフェースをみんなかぶせて構えてた事...いつの間こんなクセが(笑)。
寒くて満足に身体が動かないので、無意識にボールを捉まえようとしていたのかも。

賞品で取った58度ウェッジは大当たり...ただし軽いのでフルショットモドキは危険かも。
アイアンは、「曲げよう」とした時のみ良いショット...やっぱり黒トップは「何となくピン真っすぐ」は厳禁で、「どっちから曲げるか」を強く決めて使うアイアンだと強く再納得。

気をつけよう、「暗い夜道」と「何となく」。


で、うちの奥さんがやらかしてくれまして、私はホームコースで「初めて」のトンデモをやることに...(笑・泣)
この話はそのうちに書くかも...書かないかも。