ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

惜しかったなあ、岩田

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あまり期待するでもなく...でも、期待していたんだよなあ、オレは。

AT&Tプロアマでの岩田。
二日目首位で三日目2位、それで最終日ミケルソンとの一騎打ち....まあ100%ミケルソンの応援でのアウェイだろうけど、マイペースが売りの岩田にはむしろ戦い易いだろうと思っていた。
実績の松山・人気の石川に対して、なんとも地味ではぐれもん風の岩田が実は気に入っている。
昨年ギリギリの戦いでシード入りした粘りと、時々出すビッグスコアの意外性と、淡々とした速いプレーとぶっきらぼうなインタビューの答えと...実に面白いキャラである。
練習場経営の家に生まれたと言う環境の良さはあるが、同期の宮里勇作なんかに比べても遅咲きのこの男は、常に周囲の期待や予想を裏切ってくれるような所がある。

今回の試合は結局8位スタートのV・テーラーの17アンダーの逆転優勝となり、ミケルソンは16アンダーの2位、岩田は14アンダー3打差の4位タイで終わった。
届かなかったが、ミケルソンも岩田も最終日72...二人の戦いは引き分けだったと言う所がまた、岩田らしい。

英語を勉強していて使いたいらしいし、以前一緒に回った事のあるミケルソンを「あの時はやる気がなかったみたい」なんて言い放つ所も面白い。


この男、今年どこかで一発やってくれそうで、楽しみだ。