ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

風薫る五月

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5月ももう半ばになる。
一年で一番気持ちが良い季節...陽射しにはもう暑ささえ感じるが、吹く風は気持ちが良い。
山々は瑞々しい若葉で覆われ、空の青さには夏の様な強さよりスッキリとした透明感を感じる。

芝はまだボールを乗せられる程の密度は無いので、見た目と違ってショットは楽ではない。
しかし、今こそが一年で一番のゴルフシーズンと言う事に異論は無いだろう。
白いボールを追って野山を歩く事が気持ち良い。
スコアカードに目を落としてばかりいないで、顔を上げれば何もかもが生きている事を謳歌している様な自然が周りにある。

もう少しすれば雨の多い季節になり、それが終わると猛暑の夏になる。
そうなるとまた自分のゴルフはお休みになるから、その雨の季節までは時間的にも経済的にも肉体的にも多少の無理をしてでも楽しもうと思っている。

と、言う事で急に明日旅ゴルフに行く。
所は新・西山荘
以前パーゴルフの取材で行って以来、その馬鹿げたスケールのクラブハウスとピート・ダイが「広い場所」に造ったコースのレイアウトが気に入っている。
特に今の季節はアウト3番のパー3がツツジの花に囲まれていた記憶がある。
うちの奥さんには、そのパー3のツツジを景色としてプレゼントするつもりで、アウトのトプスタート。
最近ネットでの評判が良くないが、何年振りかの新・西山荘...ゆっくりと楽しみたい。

もう一つ、今は行き帰りの山道での野生の藤が美しい。
桜の季節には、「こんなに沢山あったのか!」と驚く様な関東低山の山桜を楽しめたが、今の季節は山の藤。
これもまた、「こんな所にもあったのか!」と驚くくらいあちこちに、青く鮮やかに咲いている。
藤も山桜も一年の殆どの季節、山の緑の中に埋没して全く姿が判らないのに、花の咲く時だけ華やかに鮮やかにその存在を主張する。
山桜は気分を華やかに明るくするが、山の藤の花は気持ちを穏やかに落ち着かせて好ましい。
トップスタートで早くラウンドが終わるはずなので、行き帰りは下道で山の美しさを味わいながらのんびりとドライブして帰る。
天気は良いし、楽しめるはず。

勿論、ひん曲げゴルフは継続中。