ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

女の道

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そう、特に目立つ事のない、普通の女性から聞いた話。

どこにでもあってまずまず「普通」に生きて来た人生は、小説の様なドラマもエピソードも無く、ただ時間だけが過ぎ。
悪いことはそれほど無くて、かと言って特に良いことも無く。
普通の男と結婚して家族が出来て、子供も勉強は普通の成績で、素行が悪くもならずに普通に育って...気がついたら自分だけが年取って。

なんとなくぐれてやりたい気持ちの時に、近所の人から誘われてゴルフに出会ったのが運の尽き。
お金はそんなにかけられないけど、他の楽しみは我慢して月に2回のゴルフが生き甲斐。
ちっとも上手くなれなくて、ちっともボールが飛ばなくて、泣きたい気持ちになるけれど...そんな刺激が嬉しくて。

だってどんな時だって、ボールを拾って見上げればそこにあるのは青い空。
随分長い間、頭の上に青い空があるのを忘れてた。

それに、思いがけずに自分の中に「負けず嫌い」が顔を出して来て。
「まだまだ」「これから!」の思いが強くなり...生きてる実感が、強く感じられてくる。


「女は弱くて強いもの」...世間の人は言うけれど。
今はホントによくわかる。

自分の「女の道」はこれからだ。