ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

竜巻だあ?!

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2時頃だったか...
外は明るいのに突然近くに落雷。
やたらピカピカ、ドンガラガッチャン五月蝿くなったので慌ててパソコンの電源を切る。

そのうちに空が真っ暗になり、風が急に強くなる。
そして、突然どーんと重たい風が家を揺らす..ちょっと家が浮くくらいの感じがする強風。
それはすぐにやんだが同時にプツッと停電。

「あれ?今の落雷でか?」
間もなく停電は直るが(10分程か?)、強い雨が降ってくる。

パソコンをつけられないのでテレビを見ていると、「越谷で竜巻!」の文字。
「あれ、この景色は見覚えが...」
「あの小学校は、確か...」

竜巻は、我が家からわずか数百メートルの地点を通り過ぎたとか...
あの一瞬の風は竜巻の一番外側の風だったのか...

通った場所の見当がついたので自転車で行ってみると...写真の様な光景。
丁度竜巻が通った道の両側のコンクリート製の電信柱はことごとく倒され、道の両側の家は殆どが屋根を飛ばされている。
その通り道の駐車場では、大型のトラックは全部倒され、倒れていない普通車や軽自動車も屋根がつぶれたり窓ガラスが割れていて無事なものは一台も無い。

そこから一目で分かる竜巻の通ったあとをたどると、彼方にある中学校の体育館の屋根が飛ばされている場所まで狭い幅の通り道で無事な家は全く無い。

コンクリート製のビルも、窓を破られて中が素通しになっている。

...それにしても、わずかでもその通り道からそれている家は殆ど影響を受けていないのに、通り道ではコンクリート製の頑丈な電信柱が根本から折れている。
ほぼ全壊した家の2軒となりの家は、全然被害がない。

これも運・不運、ラッキー・アンラッキーとでも言うのだろうか...

被害にあった方々は、気の毒だ。
さっきまでの普通に続いていた日常が、誰が悪い訳でもないのに、明日からの先の長い生活の苦労に突然変わってしまう。

この町で竜巻なんて聞いた事もなかった...そうお年寄りも言う。

今日無事でいる事、今日生きている事が、それだけで運がいい事だと思わなければいけないな。
そう感じさせられた...