ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

宇都宮ロイヤルccのオープンコンペ参加

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昨日、イラストの仕事先の関係でお誘いを受け、宇都宮ロイヤルccのオープンコンペ「PHYZカップ」に参加して来た。
まあ、自分で選んで参加するのは賞品がグルメのコンペが大半なので、ゴルフ用品が賞品のコンペは久し振り。

このコンペは、一週間前の天気予報からあまりいい天気ではないと予想されていた。
3日前でも「雨のち晴れ、最低気温マイナス2度、最高気温6度」とか。
どう考えても、真冬の寒さで雨まで降る悪天候だろう。

例年なら、この時期は怪我も怖いし不整脈も怖い、コースも凍っていて面白くないので冬眠に入る時期。
ただ、今年は年末に100回記念の漫画家コンペ「バレンタインカップ」があるので、「冬ゴルフ」を嫌でもしなくてはならない。
...自分は、零度近くの環境でゴルフをすると普通のゴルフでは腰や膝肘などを痛めやすいので、そういう場合は「インチキハンマー打法」でゴルフをする。
このコンペは、久し振りのその「インチキハンマー打法」の練習にもなると考えた。

寒い日が続いた今週始め、寒い練習場での練習ではインチキハンマー打法は完璧だった。
厚手のセーターで身体が回らなくても、超フックグリップでややハンドアップ気味に左腕とシャフトを一直線にして、「ハンマーを叩き込む」あるいは「右中間にトスバッティングをする」なんて感覚で、いい具合にドローがかかる強い球が打てていた。

さて、いつもの車中泊...道の駅「宇都宮ロマンチック村」。
あのめまいの強烈な発作が起きた場所。
あの時の凄く嫌な感覚が残っていたが、なんとか無事に起きる事が出来て一安心。
...そして、外を見ると...なんと天気予報大ハズレの快晴!

それでも、コースでは一応完璧な冬対応の服を着込んでみたが...
練習場では、普通のハンマーで打つと悉く大フックに。
暖かくて身体が動き過ぎている。
スタート時には、もう汗ばむほどの気温に...
1番では左がOBのように見えたために右目に打って...枯れ葉の中にロスト。
2番ショートは左に大フックして、ロスト。
3番は左を嫌がって右に押し出して、ロスト。
3ホール連続トリ...
その後も、ハンマー打法の調整がつかずに午前中だけでボールが5個消える。
同伴したのは、定年で退官された某国大使だったご夫婦。
塩原に住んで、ゴルフ三昧を楽しんでいると言う陽気なお二人。
面白いのは先日ご一緒した「風太さんご夫婦」と同じように、奥さんがそれほど練習もしないのに遥かに素晴らしいショットを打っている事。
ご主人は自分で作り上げた個性的なクセのあるスイングで、楽しそうにゴルフをされるが...「いつも家内の方がスコアがいいので、夫婦喧嘩してますよ(笑)」なんだとか。

午後は、厚着を脱いで、大人しくゴルフをするつもりだったんだけど、この元大使のご主人が「そんなに飛ぶのにスプーンやバフィーティーショットなんてなんてもったいない」「私なんかそれだけで羨ましいんだから、ドライバーでバーンと打って下さいよ」なんて...
しょうがないか...バーンと打った方が、きちんとフェアウェイに置いたゴルフより3人が楽しいと言うんだから。
で、午後はハンマーをやめても、ボール3個に「さようなら」。
...いい天気の下、笑いっぱなしのゴルフだった。
「また、是非春にもご一緒しましょうよ」と言われた事が賞品かな。

晴れた空の下、時折吹く強い風に大きく落ち葉が巻き上げられて、まるで桜吹雪のように長く宙を踊っている風景が実に美しかった。

同じ道の駅で車中泊をする時に、またあのときのようなめまいが起こるんじゃないかという不安は結構強かったけれど、無事やり過ごす事が出来て実はかなりホッとしている。
まだ真っすぐ歩いている時に少しふらつくけれど、年末までにもう一度ゴルフを高めよう。
寒いときの「インチキハンマー打法」、気温が一桁の日だったらきっと上手くいく。
年末の勝負までに、なんとかするつもり。