ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

山が、もう赤いぞ!

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先日の房総ドライブの時に、凄く気になったのが山々の色。

まだ1月という季節、雑木林は皆葉が落ちて冬の明るさが満ちている。
しかし、多く植林されている杉の林は色がおかしい。

杉ばかりが植林されている低い山並みは、色が妙に赤っぽい。
本来は今の季節はくすんだ緑のはずなのに、遠目には赤茶色、近づくと毒々しい赤色が葉の先で大量に膨らんでいる。
全ての杉の木に、先が赤く太く変わった膨らみが、鈴なりになって重そうにぶら下がっている。
どの杉の木も恐ろしいくらい大量に、その花粉の元を実らせている。
ぞっとするような、醜い眺めだ。

今まだくしゃみも出ずに、花粉の影響は無いみたいだが...少し暖かい日が続いたら、たちまち爆発的に飛散し始めるんだろう。

花粉症というのは、花粉の影響が無くなると嘘のように治ってしまうので、つい忘れてしまう。
...悪夢の「花粉症の季節」が、もう近いのだ。
ひょっとすると、花粉症は明日にも始まるのかもしれない。

去年なら2月はじめに、最初のくしゃみで始まって、落ち着いたのはゴールデンウィークも終わる5月の半ば...
...忘れてた、毎年春先の4~5ヶ月間を。
折角のゴルフシーズンの始まりを、いつも憂鬱な気持ちで眺めていたのを、すっかり忘れてた。

結局、今年も対策は鼻マスクと目薬と、ミントキャンデーと飲み薬....か。
ああ、マスクがいらないうちにもう2~3ラウンドしておきたいなあ。
くしゃみと目のかゆみに攻められ続けてラウンドするより、凍ったグリーンでボールが跳ねたって、手がかじかんでティーアップもちゃんと出来なくたって、冬ゴルフの方がずっとマシだ。

ああ、すっかり忘れてた...
春は苦しみの季節だったんだ。