寒い日々が続くようになると、子猫も日の当たる場所を求めて動くようになる。
朝ご飯を食べて、ひとしきり走り回ったあとは、昼寝タイムだ。
今までじゃれるものを求めて動き回っていたのに、暖かく落ち着ける場所を見つけると、「ここで休むからかまわないでくれ」みたいな顔でこちらを見る。
子猫の柔らかい毛は、日の光を集めすぐに暖かくなる。
そうなると、もう起きているのが面倒になり、目がだんだんと塞がってくる。
あとは丸くなったり、伸び上がったり、十分に日の光を浴びて微睡むだけ。
子猫の一番幸せな時間に見える。
この場所は1時間後には日陰になるけれど。