ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

結末は?

イメージ 1

原発に一進一退の状態が続いている。

現場で作業する人達の献身的な行動があっても、原発はそう簡単に大人しくはなってくれない。
こんな緊急事態がいつ迄続いて、どういう形になったら「終結した」と言えるのか...
調べてみてもよく判らない。
簡単に「コンクリートで固めればいい」というものでもないのは判る。
運転自体は緊急停止されたというのに、冷やし続けなければ暴れ馬のようになってしまう、原子力燃料のエネルギーの凄さ。
ネットで調べる「廃炉の方法」の悲観的記事の多さ。
下手すれば福島の半分が、半永久的に「立ち入り禁止区域」になってしまう可能性。
それ以上の事は書いてもしょうがない。

...専門的な知識のある方に、本当のこの先の終結方法を教えて頂きたい。
とりあえず、「冷却」システムを復旧させて、原子力燃料を安定させる事なんだろうけれど。
...その先は?

本当なら、津波で信じられない程の被害を受けた人々の救済と、生活立て直しへの援助と、生活環境の復興に全力を挙げなくてはいけないはずなのに...

毎日の生活が原発に影響されている。

自粛ムードのために苦しくなっている産業も増えている。
我々は、ある程度は普通の生活に準ずる経済活動を送らなければ、不景気が進行し、さらに被災地援助のための体力も弱くなってしまう。
被災地の事を心に置きながらも、遊ぶ事だって必要かもしれない。
ゴルフもいける人は行った方が良いだろう...コースもコースで働く人の生活も維持するために。

今週末には、ガソリンも行き渡り始めるはずと言うし、確実に買い占め買いだめで不足していた品物も増えて来ている。
自分も、ガソリンが普通に供給されれば、親の墓が震災直後に倒れているかもしれないという連絡をもらっていたので、来週以降に見に行くつもりだが...

日本を代表する頭脳を持っている方々、なんとか福島原発を押さえ込み安定させて欲しい。

そして、どうか、現場の勇気ある人々に報いて欲しい。