ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

パーシモンマスターズ

イメージ 1

ゴルフというゲームは基本はスコアを競うものだけれど、その「大人」の部分の遊びには子供には判らない優雅さと奥深さがあると思う。
それが各人の美学であれ、郷愁であれ、歴史への畏敬の念であれ、ゴルフを深く知りより深く楽しもうと言う一般(特別でないという意味)ゴルファーの中から、起こって来た動きがある。

もう既に性能の面でも耐久性の面でも、新しい素材に圧倒的に差を付けられて歴史の中に消えようとしているパーシモンヘッドのドライバー。
そのパーシモンヘッドのドライバーを使って、ラウンドを楽しもうという人々がいる。
自分でも年に1ー2ラウンド、遊びで昔使っていたパーシモンヘッドを使ったりするんだけれど、それをみんなで使ってラウンドしないかと言うコンペがある。

ブログ友達のYASOさん( http://blog.golfdigest.co.jp/user/yaso/ )達(会長 鞍馬 仁さん)が開催する2回目の「パーシモンマスターズ」がそれ。
開催日は11月20日(土)
(エントリーは http://www.taiyou-radio.com/2010pm/pm2.html )

今エントリーを受け付けているそうなので、興味がある人は是非考えてみて欲しい。
私は第1回から注目していたのだが、1回目には「全員ハンチングをかぶる事」という項目があったので参加しなかった。
こういう普通のゴルファーから起ち上がって来たムーブメントに、始めから門戸を狭めるような項目に納得出来なかったからなのだが、今回お誘いを頂いた際に「こういう項目があるのは賛成出来ません」とお答えした所、すぐに「それでは、その項目をなくして『ただパーシモンを使って楽しむ事』にします」と変更して頂いた。
誰でも、「久しぶりにパーシモンを使ってみたい」人や、「打った事がないけど使ってみたい」なんて人は参加したらどうだろう。
今は持ってない人にも、主催するYASOさん達が用意してくれるという事だし。

スコア的には今の道具よりいいスコアで上がる事はまず出来ないだろうけれど、それ以上のゴルフの楽しみが見つかると思う。
ただ残念なのは、このパーシモンヘッドのウッドと最高に相性のいい、最高の打感を感じる事が出来る「バラタカバーの糸巻きボール」が手に入らない事。
今のボールを使うなら、なるべく柔らかい女性用のボールを使わないとパーシモンが可哀想な気がする。
本物の『ゴルフ好き』の皆さん、いかがですか?

勿論今回は私も参加するつもりです。