ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

天下の暴論...15

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「ピンを挿したら、10秒でグリーンから出て行け!」

まあ、暴論じゃあないんだけれど、本当は。
一口にスロープレーって言っても色々なケースがある。

多いのが、手続きが長い奴。
これは、プリショットルーティーンとやらが儀式になっちゃってる奴。
...短い手続きなら問題ないんだが...

チェックポイントの多い奴。
これは、多すぎて動けなくなる「固まって死んでしまう奴」。
...近い将来イップスになって、ゴルフやめるだろう。

全部の動きの遅い奴。
歩くのも判断するのも、打つ前も打った後も、動きが全てスローモーションな奴。
...これは、どうせ近いうちに誰も誘わなくなるだろう。

テレビに影響されている奴。
テレビに映るプロのやる事を真似ている...当然テレビに映る時間の一番多い、グリーン上での動きを真似する。
ラインをあっちからこっちから見る、歩測する、意味も判らずパターをああやってこうやってラインを調べる、時間を長~くかけてボールのマークを合わせる、素振りをしつこいくらいする...それで殆ど9割以上カップインしない...また馬鹿な真似を繰り返す。
...こんな奴は、待たされているゴルファー達の怨念で、ますますパットが入らなくなるだろう。

で、待っている身として、一番腹立つのが終わったグリーンに居残る奴。
待って待って...やっと全員のパットが終わる。
「やれやれ、やっと打てる」と、アドレスに入る...「あれ?」グリーンを見ると、ピンを挿した後グリーン上で何やら楽しそうに話をしている。
かと思えば、ピンから2~3歩歩きかけてから、のんびりと立ち止まってスコアカードにスコアを書いている。
あるいは、いかにもグリーンから立ち去るようなフェイントを見せた後、ピンの側に戻って自分のラインを指差して説明している。
酷い奴になると、待っているのを知っていながら、ピンを挿した後に練習パットまでする!

そうしてあきれるほど待った後、「やっといなくなったか」とスイングに入ったとたんに人影が...「うわ!」とスイングを必死で止める...その男は、のんびりと自分のグリーン上に忘れたクラブを拾い上げて、こちらを見ようともせずにゆっくりと立ち去って行く...

いいか!
ピンを挿したらそのグリーンは次の組のものだ!
ピンを挿した後、いつまでもグリーン上で立ち去らない奴は、後ろの組にぶつけられても文句を言うな!
...実際に打ち込んだら危ないと、頭に血が上ったままひたすら耐えて待っている、後ろの組の「殺気」を少しは感じたらどうだ。
普段はとても温厚な紳士までを「また出て来たらぶつけてやるぞ、この野郎!」なんて風に怒らせているんだから。

いいか、「ピンを挿したら、さっさと10秒以内にグリーンから出て行ってくれ。」
平和のために。