ああ、ノーマン...なんでまた...
かってマスターズで、6打リードで迎えた最終日、相手はニック・ファルド。
誰もが今度はノーマンが勝つだろう、と言ってたときに「相手がファルドだから、負けるかも知れない」といって俺だけがファルドの勝ちに賭けた...そして一人勝ち。
ノーマンは昨日書いたように、メジャーの最終日に相手が淡々とパーを獲ってくるようなゴルファーだと、自滅して負けるパターンが殆ど。
先に相手が落としてくれるか、自分にラッキーバーディーが先に来ないと勝てない。
だから、ともかく先にボギーを打たないようにと応援していたのだが...いきなりの3連続ボギー...負け試合のデジャヴを見ているようだった。
ただ、3位に留まったのがエバート効果か...
対してハリントン、アイルランドのゴルファー...風に強いところを存分に見せてくれた。
多分、あれが本来の「ゴルフ」、「自然との闘い」の厳しいゲームなんだろうなあ。
アメリカや日本でやっているような「箱庭ゴルフ」「庭園ゴルフ」とは全然違う。
自然との戦いに疲れて,敗れ去っていくゴルファーの背中がみんな泣いているような試合だった。
レベルはえらく違っても、箱庭で上手くいかないだけで、嘆き、焦り、ふてくされる俺は、とんだ甘ちゃんゴルファーだってこと、ゴルフの神様が教えてくれたってことなのかな。