ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

油断

ヘモグロビン値がやっと動き出して、念願だった10の値に近づき「息切れ」の症状も感じなくなった。
代わりに結構キツく脊椎狭窄症の影響の右足痛が出て来たが、これも運動さえ出来れば少しずつ改善していけると思っていた。

「よ〜し、これからだ!」の思いは、今まで我慢に我慢していた(輸血が必要なほどの低いヘモグロビン値が改善されるまで)食事制限やアルコール・摘み制限を「ちょっとくらいいいだろう」と解除してしまった。
最近ずっと控えていた日本酒もイカの塩辛や珍味類を肴に飲み始めた。
毎晩缶酎ハイ(350ml)1〜2本に、日本酒1〜2合が晩酌の基準になった。
(本音はこれでもかなり遠慮気味の量だったんだが...)


10日ほど前、毎朝図っている血圧が急に190を示した。
別に体調には変化もなく、心臓にも頭にも違和感はない...が、さすがにいつもは140〜50くらいの血圧が190〜70位とはおかしい。
計り直しても上は170くらいで、これでも自分の血圧史上最高の数値で「やっちゃったかな」の思いもあり、ちょうど翌週にあった循環器の中原先生の診察で相談した。
そこで検査の結果、先生に最近の生活についての大目玉を喰らう...「すでに心不全を起こしている」「塩分取りすぎの生活が原因です」「せっかく今まで自制して直してきた心臓が、最近の塩分取りすぎのせいでいっぺんに悪くなっている」等々。
確かにずっと低かったヘモグロビン値が上がって来たおかげで、復活への第一歩として一山超えた気分になり、油断して好きな酒を好きな摘みで楽しみ過ぎたのは自覚している。

 

それプラス、うちの奥さんがこの一年弱で一挙に10キロ以上痩せた俺を心配して、「ともかく体重を増やして欲しい」と一生懸命俺が食べられそうな料理を作ってくれていた。
それで痩せた俺を見て(自分じゃ痩せたと思ってないんだけれど)もっと食べて」と頑張ってくれた奥さんの行為が、結果として心臓には悪い結果になってしまった、という事らしい。
(元は体重94キロ、これが一番落ちた時80キロ。現在体重が84キロ、これを80キロにして運動すれば右足の痛みも弱くなるはずと言われた。)


...もちろん、今は俺は猛省してまた節制を再開した。
で、その後は血圧はもうそんなに上がることはなく、150〜60程度に収まっている。
これをもう一段下げて140〜50くらいに下げれば、まあ...安定した復活生活に戻るだろう。
4月いっぱいで血圧と体重をその辺で安定させれば、俺のゴルフ復活の道も見えてくるだろう。
花粉症も無くなるし、油断しないで、油断しないで...節制節制。


あほーあほーとカラスが鳴いて、ケッケケッケと鬼が笑う。

オレは、烏に笑われたままじゃ終われない。