ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

赤血球と元気が身体に溜まらない

世間の流れも仕事の様子も体調も、時事刻々と変わって行く。

1月1日から大地震と言う、「波乱万丈・天変地異」の「昭和99年」である今年の世界。
俺自身も、現在ビターザが第4クール...今週一週間毎日腹に注射をしている。
これで赤血級が増え、ヘモグロビン値が上昇して体を動かすことが楽になればいろいろな事が出来るんだが...今の所はまだ「だるさ」と「疲労感」に負けそうだ。


この波乱に満ちた昭和99年に、ついに恐れていた事が起こってしまった。
ずっと続いていた「紙媒体」の連載イラスト...日刊ゲンダイのゴルフイラストが昨年暮れで無くなった。
ゴルフイラストが無くなったというより、新聞に「ゴルフページ」自体が無くなったのだ。
思い返すと40年くらい続いたゴルフイラストの連載...担当編集者だったNさん、その後を継いだYさん、Hさんには感謝しかない。

...ある時期、通勤時間の電車に乗るサラリーマン達のほぼ全員がタブロイド判の新聞を読んでいた時期があった。
それが「ケータイ」が現れてから変化し始め、「スマホ」の登場であっという間に世界の全てが「紙からデジタルへ」と変わってしまった。
その変化は、それまで長く続いたアナログの「紙文化」がどんなに抵抗しても流れを止める事が出来ず、我々は人類の一つの文化の消滅の様を日々眺めているだけしか出来なくなった。

いよいよ俺の活動の舞台も狭くなって来たが、まだ共同通信で鈴木規夫プロの「ゴルフは心」と言う連載を続けている。
これを楽しみつつ続けるために、新しくクリップスタジオというソフトを使い始めた...硬くなった頭のリハビリも兼ねて、昭和100年に向けて(笑)。