もう30年以上の付き合いの、(元若手)編集者との数年ぶりのゴルフに行って来た。
最後に彼らとやったのは何年前だったろう...15年くらい前までは、このメンバーで毎年宴会付きの忘年ゴルフや新年ゴルフをやっていた。
そのゴルフは「飲む」のも目的であった為に、車ではなく上野に集まって電車でコースまで行くことになっていた。
ゴルフプレーはもちろん楽しかったが、プレー後の宴会は友部駅近くの料理屋で海の幸を摘みにして盛り上がった。
特にいつの時だか食べたアンコウ鍋は絶品で、今でも俺の中で「一番美味かった鍋」」として記憶の中で金色に輝いている(笑)。
(...あああ、また食いてえ...)
で、久しぶりのゴルフは、昔はよく遊んだ千葉よみうりCC...もうとっくに退職した俺と同年輩の支配人も一緒になって、実に楽しいラウンドを繰り返したものだった。
ただ、最近は湾岸経由やアクアライン経由で房総に行くことが全く無くなったので、もうかなり長い期間千葉よみうりには行っていない...本当に久しぶりのラウンドだ。
彼ら二人は俺より10歳年下...いずれも新入社員(新卒ではない)でゴルフ担当に配属された後、一緒にラウンドする事になった。
そして、彼ら二人の楽しいゴルフがすっかり気に入ってしまった。
何より、ノータッチで、フェアで、プレーが速く、仕事柄新しい時情報に対する好奇心が強く、向上心が凄い。
そんな二人も、聞いてみれば二人とももう定年を過ぎていったん退職し、今は契約社員で仕事をしているという。
(あの元気一杯だった20代の若手社員が、もう定年を数年前に過ぎているなんて...本当にしみじみ「時の流れが速過ぎる」)
この日(17日)の天気は、予報では午後から雨だったのが曇りのままラウンド中降られることはなかった。
1日中曇りで、予報よりちょっと強く冷たい風が吹き、「もう一枚」の服が欲しいくらいの気温...でも、「ゴルフ日和」と言える天気だった。
(今一番の問題の花粉症対策は、前夜に抗アレルギー薬を飲み、目薬をさし、鼻水が出そうになると鼻炎シートを舐め、花粉避けのマスクはプレー中外さなかった。)
ラウンドは、(このコースの独特のシステムらしいのだが)前の組が5人組...うちの組みが3人だと思ったよりも待たされる時間が長い。
特にグリーンでは5人がパットをする間ずっと待たされる。
これがちょっと長過ぎる。
ゴルフの内容は、青ティー仕様ながら集中力が続いたインでは
ボギー・パー・ボギー・パー・パー・ボギー・ボギー・ボギー・ダボ で44。
最終ホールで50センチのボギーパットを外したが悔やまれるが、ゴルフ自体はかなりうまくいった感触の44は上等の出来だった。
昼休みは1時間...最近はプレー中は酒を飲まないのだが、こうした懐かしい顔ぶれでの再会を祝して生ビールで乾杯...これが結構効いた。
午後のアウトでは、そのアルコールのせいか午前中ノーミスだったティーショットにミスが出て、スライスのつもりが捕まりすぎて左へ一直線...ダボスタートになってしまった。
これ以降、ティーショットがうまくスライスしてくれず、左へまっすぐか無理にカットしようとしてテンプラのミスが多発してしまい、いつもの大叩きラウンドとなっちまった。
アウト
ダボ・パー・+4・+4・ダボ・ボギー・ダボ・ボギー・ダボ で54
トータル98。
一応100は切れたが、インに比べてアウトの大叩きが残念。
まあ、ゴルフは楽しかったので最高だったけど。
午後のゴルフで感じたのは足腰の疲労...最近の俺はいろいろ身体にトラブルがあったこともあって、なるべくカートに乗って楽をしようとしていたが、このゴルフでは彼らがよく歩くので俺も付き合ってグリーンまで会話しながら歩くケースが多かった。
そうしてみると意外に上り坂を歩く距離が多くなり、ふくらはぎや太もも・尻の筋肉に張りを感じて、体がだんだん重く感じるようになっていた。
なのでスイング中に自分が思っているより体がふらつくことが多く、それがミスショットの原因となっていたように思う。
まあ、簡単に言うと「運動不足」。
帰りの車の運転中に右足太ももの裏側がつりそうになり、途中のコンビニ駐車場で湿布薬をベタベタ貼って休憩...攣る感覚が消えてから、ゆっくりと運転して帰ってきた。
花粉症は、(多分薬のおかげで)時々出るクシャミと鼻水、軽い目のかゆみくらいの症状で済み、今年初めて発症した時のような地獄絵図は避けることが出来た。
メデタシメデタシ...楽しくて収穫の多い、次のラウンドの楽しみを期待させたゴルフだった。
正直、きっと今年は楽しめる。