ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

あれから3ヶ月...ちょっとした追加手術

 

あれから3ヶ月、出血の回数は減ったけどまだ完璧とは言えない。
ちょっと酒を飲みすぎたり、いきんだりするとまだ具合は良くない。

そのため、(気にしなくても良いものらしいが)俺自身が気になることがあっての追加手術を受けることになって、23日に日帰り手術を受けてきた。
この「日帰り手術で済む」と言う説明が、あの「物凄く痛い目」にまた会うかもしれない、という不安を押し退けて手術を受けることに気持ちを踏み切らせた...まあ、痛いのもたった1日の辛抱だ、みたいな(笑)。

それにしても10月の手術は痛かった...大人になって自分はかなりの痛みは我慢できると自負していたけど(実際骨折や腱を切ったり、手足を切ったりの怪我には我慢出来ていたし)、最近になっての「カテーテルアブレーションの尿管挿入」と「この前のジオン注射の手術」にはかなりヘコタレている。

特に、痛みそのものとしてはこの前の痔の手術の時の痛みは、二度と味わいたくない絶叫ものの痛さだった(声を出す代わりに全身脂汗で貧血を起こしかけた)。
それを日帰りとはいえ、また体験するなんて...前日まで、逃げ出したい気持ち100パーセント。

それでもスッキリさせたくて覚悟を決めた当日...(ため息つきながら)なんだかんだと準備して手術着を着て手術台へ。
深呼吸して臍下丹田に力を込めて...もう幽体離脱したい気持ちの気合集中で。
そして、恥ずかしい格好で「さあ、殺せ!」の心境(笑)。

 

が、前回は全く効かなかった最初の麻酔注射が、なんだか患部に効いて来ているような感覚がして来る...この感覚は前回は無かったもの。
そのまま10分経って、「ここは痛いですか?」なんて聞かれて何やらされているが、痛みはほとんど感じない。
前回は注射のあと、触れられた場所の痛みをガンガン感じて「痛いです」と答えていたもんだけど。

驚いたことに、ほとんど痛みを感じずに手術は終わった。
「え? こんなもんなの?」ってのが正直な思い。
麻酔がちゃんと効いていると、本当に痛くないじゃない!

確信を持った。
前回は全く麻酔が効いていなかったんだ!
でも、患者は「痛いですか?」と聞かれて「痛いです」と答えているんだから、それ以上どうしようもないじゃない。
これは俺がその時に我慢して普通に「ちょっと痛いかな?」なんて態度で答えたのがいけなかったんだろう。
手術を受ける患者は、もっと大げさに「痛い痛い痛い!」とか「物凄く痛いです!」なんて訴えなくちゃいけなかったんだ。
今回は、俺は手術前に「前回の手術は、俺の人生最大の痛みでした」とアピールしたので、麻酔を慎重に使ってくれたんだろう。

やっぱり、患者は我慢しちゃいけないんだと思う。
我慢しないで大げさに訴えないと、医師には伝わらない。


まだ完全な状態には程遠く、完全に元気に復活はしていないけど、春にはきっとスッキリと「ジジーのヒッコリー変態ゴルフ」を楽しめることだろう。


今日は今年最強の寒波襲来というニュース...俺なりのゴルフを楽しめる季節が、本当に待ち遠しい。