ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

病み上がりの芝上散歩

6月の再手術以来、夏の暑さとそれが関係する「運動不足」で体力が落ちているのを自覚する俺と、次々と体調トラブルが発生して通院と検査を繰り返しているうちの奥さんで「涼しくなったら芝の上を散歩したい」と意見が一致し、「行けるうちに行っとかなくちゃ」で天気予報と相談して決めた金曜日。
ホームで散歩すれば、二人で9千円もしない(昼食で一番高いものを食べても)。
道の駅の車中で普通に寝られる季節なら、これからが「行かないともったいない季節」の本番。

天気予報で「最低気温が17度、最高気温が26度で曇り時々晴れ」なら、最高の気象条件...で朝8時スタートを予約した。

朝方の気温は16度くらいで毛布だけでは寒いくらいの気温...トイレに起きれば、空には(ついこの目中秋の名月と騒いていたのに)半分になった月が浮いて、綺麗な星空...「あれ、天気予報は曇りじゃなかったか?」。

予想外だったのは、朝からの天気...日が昇ってからは雲ひとつない「ピーカン!」。
真夏と変わらない太陽の光が容赦なくオレたちに襲いかかる。
慌てて日焼け止めを塗りまくり、奥さんは日傘、オレは日避けの帽子でガードするが、戦う前から太陽に負けた気分が押し寄せる。

俺は前半ハーフをヒッコリーに糸巻きボール、後半を現代クラブにツーピースで遊ぶつもりだったが、1番ホールでヒッコリーを使っただけで2番から現代クラブに変更....背中を焼く太陽に、スイングは集中力を欠き歩くとすぐに息が切れ、パットを打つだけで頭がクラクラしてくる。

真っ青な空には真夏の空の雲が漂い、陽が当たった肌はチリチリと焦げて行くのを感じ、白内障になりかけた目は眩しくてボールの行方を追えない。
ただ、それでも季節は流れているようで、木々の日陰に入るとまるで高原のように涼しい風を感じ、居眠りしそうになるくらいに気持ちが良い。 

しかし...現代クラブに変えても、俺は飛距離が相当落ちた。
アイアンの番手も2番手は落ちてるし、当たりも悪い。
「おかしいな?」「なんでだろ?」と納得できないショットばかりだが、ラウンドは完走...年齢のせいなのか?。
出来ることなら、この「すぐに息が切れる」体力の落ちた状態をなんとか改善したいのだが...

 

 

奥さんは、夜にちゃんと寝られたので俺よりずっと快調で、久しぶりの芝上散歩を楽しんでいた...太陽の暑さに日傘は手放せなかったが、「風が気持ち良かった」と。

 

 

 

と書いたところで先ほど、台風直撃の火曜日のコンペは「参加者に老人が多いので、行き帰りで多数遭難の危険があるために中止」だとか。

...まあ、当然だよね(笑)。