最近の天気予報ってのは、よく当たるもんだよな。
１２日１３日の暖かさも、１４日には雨が降るってのも、１０日も前から予報してあって、それが外れない。
昭和の時代なら１週間予報だって、２〜３日前には雨の日が前にズレたり後にズレたりが普通だったのに．．．最近は天気がズレるのを期待しても、雨はきっちり予報通りの日に降りやがる。
（以前の天気予報は、ベテランの気象予報士が天気図を基に自分の経験と勘で決めていたのが、最近はあのスーパーコンピューターとやらにあらゆるデータをぶち込んで計算させているので外れなくなったんだろうと思っている）
てな訳で、１０日間天気予報が「この日とこの日は季節外れの暖かい日になる」って言っていた１２日か１３日に初打ちすることを決めた。
最初は、まだ回ったことのない１２日の玉造GC若海コースのコンペに一人参加で申し込んだが、２日前になっても参加者が俺一人だったので（この前の思川での「二人以上集まらないので参加出来ません」のように）そっちはキャンセルして、参加者が二人以上いてコンペ参加が成立している１３日のイーグルレイクGCに参加申し込み。
天気は朝８時過ぎのスタート時は結構寒く（予報でも朝８時には０度）、ホールは霜で一面真っ白。
そのスタートホールでは、まだ日が当たる前なので両手が悴んで、体もうまく動かない．．．セカンドで、ラフからアイアンを打った時に手に力が入って、右親指の爪を少し剥がしてしまったのが誤算。
手は冷たく冷えていて痛みを感じず、気がついたら親指が血で真っ赤．．．てのは自分でもゾッとした．．．おまけに気がつくと急に痛くなって来た。
３番ホールでやっと太陽が当たって来て、急速に暖かくなった。
それからは一日汗ばむほどの陽気で、全員が口を揃えて「冬にこんなゴルフ日和の暖かい日はありえない」と大喜び。
みんなこの日が２０２３年の初打ちで、全員プレーも速く気持ちの良いゴルフが楽しめた。
しかし、改めて俺自身のゴルフにはガッカリさせられた。
ともかく飛ばない．．．一緒に回るゴルファーの「ええ、俺はあのスイングの人と同じくらいしか飛ばないの？」、という愕然とする思い。
自分のイメージに比べて現実にこれだけ飛ばないと、「俺の体力は俺が思っている以上に落ちているんだ」と心配になる。
その「飛ばない」と感じ始めたのは２年ほど前から．．．そのあと血液検査で貧血状態と診断されたり、不整脈のカテーテルアブレーションの再手術をしたり、痔の手術をしたり．．、９４キロを超えて増えつつあった体重が、「このままでは俺は１００キロに届くのか？」なんて状態から、酒を少し控えているだけで特にダイエットをしているわけじゃないのに１０キロも落ちた。
今、酒は少し飲み出し、ダイエットを考えずに食べたいものを食べるようにして、やっと８６キロになって来た。
俺は何か力が出ないような病気なのかな？という不安はある。
で、ともかく、飛ばない。
現代道具を使っても、正直ヒッコリーと大して変わらない。
以前１５０ヤードは７番では大きいくらいだったのが、昨日は１３０ヤードが７番でピッタリだったし．．．
その辺の感覚に慣れずに、トリ・パー・パー・トリ・ボギー・ダボ・ダボ・トリ・＋４で計５４が今年初打ちハーフのスコア．．．ヒッコリークラブに糸巻きボールゴルフと変わらない。
ゴルフ自体は楽しかったし、後半崩れたのは右手の親指が痛くて右手の親指と人差し指のグリップをほぼ無くしてクラブを振ったら、ボールの頭叩きが多発した為。
俺は随分右手の親指でクラブを押さえに行っていたんだと改めて自覚。
ゴルフはそういう問題山積み状態だけど、この、今まで何度来て全ても一番違いの参加賞「納豆卵」しか持ち帰れなかった俺に、ゴルフの神様から「やっと」のお年玉。
順位は３０位となんだか微妙な順位だが、やっと当たった「飛び賞」の賞品は．．．「金目鯛煮付けセット」？？
家に帰って開けてみると、一匹の金目鯛といろいろな調味料などのセット。
幸いうちの奥さんが煮魚大好きなので、俺の株も多少上がったはず。
（俺の酒の肴なら、甘い煮付けよりカニとか刺身の方が良かったんだけどね。）
ま、俺の摘みは帰りに道の駅に寄って調達するつもりで、早く終わったラウンド後は．．．九十九里や白里の海岸に暖かくてもやっぱり「冬の海」の姿を眺めに寄り道ドライブ。
茨城や千葉のコースのオープンコンペでは、これも俺の楽しみの一つ。
そういうゴルフのような「出かける理由」がないと、なかなか小さな旅も難しいから。
２０２３年のこの冬は、「暖かい日」に千葉茨城の海に近いコースで月２くらいはラウンドしたい。
その際、ヒッコリーと現代クラブのどっちで遊ぶのか、かなり迷うだろうなあ。
