ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ちょっとでも涼しく感じたら...

「暑いから」、「不整脈が」、「ふくらはぎが痛いから」、「前夜泊が多分暑くて寝られないから」...5月から何や彼やで「出来無くなったゴルフラウンド」を、まだ再開しない理由はいくらでも出て来る。
もっと言えば、「仕事とのタイミングが」、「金がもう無い」、「天気が悪い」、ずっとクラブを握っていない」、「ヒッコリーではむしろ壊す可能性が高い」、「現代クラブはどれもずっと使っていない」、「現代クラブ用のボールが無い」、「奥さんの体調が」「猫の世話が」とか(笑)。
「行けない理由」がいくらでも出て来るのは、心の底で「まだ夏が終わるまではやめたほうがいい」って気持ちがあるからだ。

でも...最近は雨気味の天気のせいか、あの最高気温40度の狂気の暑さの記憶は薄れつつある。
「この頃、クソ暑く無いぞ」の気持ちは、「ならば久し振りにゴルフやりたいなあ」の気持ちに繋がる。

今年は1回目のゴルフから左足を痛め、その後は左足の痛みにプラスして不整脈が酷くなり、結局まともな状態で全然ゴルフをやれないままアブレーションの再手術となった。


今年後半シーズンをこれから再開する事を考えると、今の状態でヒッコリークラブをうまく扱える自信がない...酷いミスを重ねて、クラブを破損するような事態が多発すると感じている。
ならば、壊れる心配無く「俺のゴルフ全体のリハビリ」の為には、家にある昔の現代クラブを使うのが良いだろうと結論。
で、使えそうなのがSLDRのドライバー、スチールヘッド2のフェアウェイウッド、ウィルソンのバブルシャフトのアイアン4〜swとテーラーのロングシャフトパターだ。(ウィルソンのアイアンは、単にシャフトがヒッコリークラブに似ていのるだけが理由)
この前練習場に行って150級を1時間半かけてヒイヒイ言いながら打ったが...一応前には飛ぶくらい。
そして、現代ゴルフ用のボールが全く無かったので、昨日20個黄色いロストボールを買ってきた(白内障が進んでいるということで、白いボールが視認しづらいので黄色。)。


...再手術の養生と、体調管理のためのゴルフ夏休みの間に考えていた。
いくら慎重に過ごしたって、俺はもう健康平均寿命は超えている。
痛くても体調万全じゃなくても、俺がゴルフを楽しめる時間なんてもうほとんど残ってないんだ。
ならば、もう待っている時間は無い...「楽しめるうちに楽しまなくちゃ」。

俺がゴルフの仕事を始めた頃に知り合った、作家や編集者たちはみんな口を揃えて「俺はゴルフ場で死にたい」と言っていた。
そうした人たちは殆どみんな先に逝っちまったけど...ゴルフ場で倒れた人は一人もいなかった。

俺はゴルフ場で死にたいとは思わないけど、体が本当に動かなくなるまでゴルフを楽しみたいと願った彼らの気持ちが今になって分かる。
俺の最後のゴルフは、ヒッコリークラブに糸巻きボールで楽しみたいが、その前にリハビリゴルフ。
今週、雨模様の中「練習場のい行くよりは」程度の気持ちで、ラウンドを楽しんでくるつもり。
一人参加のオープンコンペの「やっすい」奴に急遽申し込み、「真面目現代クラブゴルフ」という訳だ。
(商品は「肉」なんだけど、「ペリア」ということで入賞はほぼ無理)
軽く90は切りたいものだけど、実際は100前後になるんだろうなあ...


でも、若干早めだが「俺の2022年後半シーズン」開始、となる。

ガンバラナイデ、ガンバロー。