昨日、天気予報見て「やばいかも」とは思いながらも、オープンコンペに参加してきた。
今週は天気が良過ぎて夏日が続くという予報なので奥さんはやらないが、最近「人生の残りのラウンド数」が気になる俺は、「真夏」になる前にもう少しヒッコリーでゴルフを楽しんでおきたかった。
場所は最近何度かラウンドしているイーグルレイク．．．成田近辺のゴルフ場だが、シニアティーならちょうどヒッコリーゴルフに向いていて、ショットもパットも無理なく楽しめるヒッコリーゴルフ向きのコースと俺は思っている。
距離も家から１００キロほどだが、ちょっとプレーフィが高いのが玉に瑕。
天気予報を見て週の始めに参加を申し込んだが、空きがあったスタート時間が９時過ぎ。
もしキャンセルがあったら、もっと早いスタート時間に移してくれとお願いして予約したが、結局連絡はなく予約時間通りのスタートとなった（この辺で嫌な感じはした）。
車中泊も、この辺でプレーの時によく使う近くの道の駅「多古」だったが．．．計算違いはこの朝から。
タイマーは７時にセットしていたのだが、ハッと目がさめると車全体がかんかん照りの朝日を浴びてる６時前．．．普通は朝日が上がった時にすぐ朝日を浴びないように、東側に木々や建物がある場所に車を止めるのだが天気予報が「曇り時々晴れ」だということに油断していた。
こんな良い天気の朝日を浴びれば、車内温度は急速に上昇してとても寝ていられない．．．止むを得ず、寝不足のまま急いで着替えて近くのコンビニに。
この時から、「今日はちょっと脈が早いなあ」とは感じていた。
（後から考えると、寝ているうちに車内温度が上がって軽い熱中症になっていた？）
コンビニで水分を補給し、朝食を食べ、予想外の太陽ギラギラ雲ひとつない快晴の天気に対して、車内にある全ての「耐暑グッズ」をかき集めて対策を考える．．．不安なことにこの頃もう普段より早くなった脈が飛び始めている。
冷却スプレーや凍ったペットボトル、帽子も普段のハンチングなんかじゃなく席の下で潰れてペッチャンコになっていたツバ付き帽を見つけ、念のために不正脈用の薬も用意した。
帽子は水でしっかり濡らして絞り、気化熱で頭を冷やすようにする。
サングラスを用意して、日焼け止めもしっかり塗った。
が、やはり１ホール目のグリーンに着いた頃には、もう脈はかなり早くなり、時々飛んでいた脈がばらつき始めた。
気分が悪くなるほどではないが、心臓あたりがフワフワして頼りなく、アドレスで左わきを締めると自分の脈が「ドンドンドドド ドン ドドド ドン ドドドドン」なんて、でたらめに打っているのを感じて嫌になる。
インパクトからフォローで左わきを締めて力を入れると、なんだか自分の心臓を圧迫して心臓が止まるんじゃないか、なんていう不安がスイングにブレーキをかける。
なるべく楽にスライスを八分ショットで打つようにイメージして３〜４ホールプレーするが、不整脈は一向に良くなる気配が無く乱れはそのまま続く．．．ここでカメラバッグに非常用の不整脈の薬タンボコールを入れておいたことを思い出して、急いで１錠（１００mg）服用する。
．．．これが、なんとか効いた。
次のホールをプレーするうちに、脈の乱れが少しづつ治ってくるのを感じる。
脈の速さは変わらないので、脈に「飛び」が出るのは相変わらずだが不規則な「ドドドド」ってのが無くなってきたのが脈をとるとわかる。
それでも無理な力を入れることを極力控えて、なるべく歩かず、カートの中の日陰で凍らせたドリンクを少しづつ飲んでなんとか９ホール完走．．．自分の気のせいだろうけど、スポーツドリンクを飲むと脈が早くなるのを感じたのでそっちは飲むのを中止した。
４番５番あたりではプレー中止を真剣に考えていたので、薬を飲んだ後に脈が戻りつつあるのを感じた事は嬉しかった。
昼はもちろんアルコール無しだし、謙虚にカツカレーで後半も謙虚にプレー。
心臓は脈が普通より速いままだが、後半のプレー中に乱れることは無かった。
前半９ホールのコンペスコアは、脈が乱れたのを感じてから８が２回あったがパーも２回ボギーも２回で４９．．．パー３パー５の片方もなんとか抑えられたので、今までよりかなり結果に期待したのだが．．．なんと今回はパー３・パー４・パー５それぞれ隠しホールが２個ずつという変則新ペリア．．．笑っちゃうほど見事に８が二つともハズレでパーが入るという運の無さ。
お話にならない４９位で、このコース３ラウンド連続で「参加賞」のみ。
きっとこの近辺で昔先祖が悪い事やったんだ．．．と考えてもう参加しないわ、このコンペ．．．腹が立つ（笑）。
というわけで、もう晴れたらプレー不能なので、ラウンドは夏休み入り。
ただ、来週の「曇り」か「ちょと雨」で気温の低い日を選んで、うちの奥さんと早朝スルーに行く予定は有り。
もちろん朝から３０度なんて天気は絶対NG！
．．．一緒に回った人が８３歳で、夏でも週一でラウンドしているんですと．．．世の中にゃ元気な人がいるもんだ（ため息）。
