ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

マスターズとは何の関係も無い、自分の楽しみゴルフの話

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マスターズはそれなりに楽しんだことは事実。

でも、その話と自分の楽しみのゴルフは全く別な話。
その間には何の影響も繋がりも無い...全くいつからこんな風になっちまったんだろ。
20年くらい前までは、「あんな風にコースで打ってみよう」とか「あんなクラブを自分でも使ってみたい」とか中継からの影響を受けることって結構多かったのに。

今じゃ、「ショーは終わり。 今日からは自分の楽しみを楽しもう」だもの。

で、俺の場合の昨日のラウンド動機の最大のものが、この松村博士手製のドライバーを試打できること。
俺のヒッコリーゴルフで一番不満な部分が「気持ちの良いティーショットを打てるウッドが無い」事だった。
今までに集めた百年もののウッドは数だけなら20本くらいになるのだが、実際に打てるものは7本程度...その中になんとかクォーターショットくらいの力で打って、それなりに納得出来るものがまだ無い。
4〜5本コースで使ったけれど、途中でシャフトが柔らかくなってしまったり、シャフトが折れたり、振るに連れて制御不能になったりで納得出来るものは無かった。
(ヒッコリークラブではアイアンよりもウッドの方が年月の影響を大きく受けているようだ(劣化という意味で)。)

そのために現代に制作されているタッド・モアのウッドを手に入れて、そのドライバー、スプーン、クリークをラウンド用のウッドとして使用しているが...これらのクラブに共通して言えるのが、「現代ボールで打っても壊れないため」だろうシャフトの肥大化から来る打感の鈍さだ。
大げさに言えば、百年もののシャフトの倍くらい太い現代物のクラブは、「まるで丸太でぶん殴っているような」手応えで、とても満足できる代物じゃあない。

そこに博士が渾身の力を込めて制作したこのウッドだ。

一昨日に届いたばかりで、練習場で試打も出来ずににラウンド体験となったけれど...まず、見た目が実に美しい(フェースなんて芸が細かすぎるくらいだ)。
それにシャフトも太過ぎず、構えた感じに違和感は無い。
ヘッドはやや洋梨型で、古いパーシモンドライバーの名器693的な匂いを感じる。

いきなりの第1発目が左へ一直線のラフだったけれど、ちゃんと「捕まった」という感触と「しっかりした」手応えを感じて納得。
ハーフの間は左目に出ることが多かったが、フェアウェイに行ったホールでは十分納得のいく結果だった。
当分の間借りられるので、しばらくはこれでヒッコリーゴルフが今まで以上に楽しめる。

 

 

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さて、今年3ラウンド目の昨日のゴルフだけど、埼玉のソメイヨシノはもうすっかり散って葉っぱだけになっているのに、ここ栃木の奥の季節はまだ山桜が満開。
期待していなかった「桜吹雪流れる中でのゴルフ」が楽しめた。

ただ、グリーン上が花びらだらけで、パットを打つ時に「目が回る」と感じるのは俺だけだろうか?

 

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天気は最高、マスクが苦しかった以外は全く文句の無いゴルフ日和だったが、致命的なチョロ・先っぽ当たりが5回。
そのあとのショットはちゃんと当たるのだが、平らで何の問題も無い場所からのカス当たり(中には空振りに近いものもあった)には参った...何回か「肩の入りが浅い」という感覚があったから、あまりにも加減したショットを打とうとしてスイングになってなかったのかも知れない。
問題は「平らじゃないライ」からのショットには何の不安もないのに、全く平らなライからだけこの大ミスが出るような気がして不安になること。
多分、ライの悪い時には下半身を動かさないイメージで打っているのに、良いライの時にはスイング全部を加減して下半身が動きすぎているのだろう。
肩の入りが浅い上に下半身が暴れすぎて、右肩が出てしまい「あ、スイングになってねえ!」という感覚で信じられないクソ当たりになる。
...分かるのにやってしまう情け無さ。


ハーフコンペの結果は、大叩きしたホールが隠しホールに全部外れ、トータル52に対してハンデがほとんどつかずに、46人中46位のぶっちぎり最下位になっていた(笑)。
参加賞と最下位賞の二つもらって退場(笑)。
いやあ、「18ホールコンペ」の時には上位入賞率を自慢していたけど、最近の「9ホールハーフコンペ」でのハンデの外れっぷりは見事なもんだと思う。


でも、面白いからヒッコリーでまたやる...最近はだんだんいいゴルフが出来ているホール数が増えている。
乱れたホールをボギーで収めることがもう少し出来たら、結構いい結果を残せるんだけど...俺は大叩き男だからなあ。

それが今後の課題。