ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

人生最後の武者修行?

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まあ、そんな訳で俺は今晩から150キロくらい走って、君津の方の道の駅に行くわけだ。
こんな風に毎週車中泊してゴルフをやるなんて随分久しぶりで、案外俺の人生最後のツアーとなるかも知れない(笑)。

明日は、初めて回る新君津ベルグリーンCC...「山の上の方に作られたリンクス」という評判は、あのお気に入りの新西山荘に近いものなんだろう。
そういうコースは結構好きだし、コースの評判も悪くない。
これならヒッコリークラブに似合っている、と感じて(賞品が「北海道祭り」だし)第1戦の舞台に選んだ...スタートのインコースはちょっと距離が長いが、天気も良いしたっぷりヒッコリーゴルフを楽しめるはず。
...昨日、ウッドクラブに鉛を張った具合を練習場で1時間ほど打って確かめてきたが、本当に普通に当たる。

俺にとってヒッコリークラブは「百年も存在して来たんだから、壊れないように補強してそのまま使う」が基本姿勢だ。
だから、アイアンは一本一本笑っちゃうくらいてんでんバラバラ。
重さも・長さも・硬さも・しなり具合も・程度も(強く打つと壊れそうとか、少しなら強く打っても大丈夫とか)、それぞれ全く違って打ち方も変えなくちゃいけない。
ただ、アイアンは「ヘッドが効いている・効いていない」に差があっても、壊さないようにするコントロールショットが基本なので、それなりに打つことはできる。
ウッドも基本的な考えは同じなんだけど、事実として百年前のものでそれなりに打てるものは極少ない。
集めた多数のウッドを打ってみた試行錯誤の結果、今はプレーの進行上結局ウッドだけ現代に作られているヒッコリークラブを使っている...今手に入るのは、ルイビルゴルフとタッド・モアのクラブだが、俺はなんとかタッド・モアの1・3・5番を手に入れることが出来た。
...このタッド・モアのウッドが(俺にとって)「ヘッドが効いていない」状態だったのだ。
総重量はかなり重いと思うが、振ってみるとヘッドのついていないただの棍棒みたいに感じる。
そこに今回鉛をベタベタ貼ってみたら...なんと、普通のパーシモンウッド並みに打てることが出来た。
もちろん、この前のように「ボールの頭を叩く」なんてことは一度も無く。


で、明日から毎週、都合11本のヒッコリークラブを引っさげてオープンコンペで武者修行ってわけだ。
選んだのは「なるべく回ったことのないコース」って事で、「昔はこうだった」の思い無くヒッコリーゴルフを新鮮に楽しめる。

ジーの黄昏の武者修行ではあるが、運が良ければ奥さんに土産も出来るし、元気になったら一緒に遊べるコースの「下見」という事にもなる。


楽しみだ。
...真面目に遊ぼ。