ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

11月の予定

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いやあ、「俺のゴルフ人生も、残りはほんの僅か」なんて考えてたら、にわかにゴルフやる気になって来た。
来月になれば木枯らしが吹いて気温が下がり、ヒッコリークラブは折れやすくなるし腐った糸巻きボールはますます飛ばなくなる。
俺の心臓だっていつまで持つかわからない。

あのショーン・コネリーだって死んじまったし...90歳だなんて、もうそんな歳だったんだ...あのキザなジェームズ・ボンドは。
禿げるほどに格好良くなって行く、男の理想的なジジーだったのになあ...
(そう言えば、ネットでちょこっと映った日本ロケの「007は二度死ぬ」の映像で、主人公のカーチェイスの場面に出てくる町の車の中にあの「スバル360」が写っていた。高校の時の世界史の教師が「初めてマイカーとしてスバル360を買えて、家族ドライブに初めて行ってきた」なんてことを嬉しそうに話していたのが記憶に残っている...もう50年以上前の話。)
全く...時の経つのが速すぎる。

で、当面の俺の気持ちは「人生最後の連戦のつもりで、この11月は毎週ヒッコリーゴルフを楽しみ倒す。」
三日前までに、毎週1回のつもりでオープンコンペに申し込んだが、今日はそこにキャンピングカー仲間でホームコース仲間のK氏から「誕生日カードを使った土・日・祭日のゴルフ」のお誘いがあり、結局今月は月5回のゴルフ予定となった。

多分もう二度と無い集中攻撃だな(笑)。

気合と根性入れなおすけど、何せヒッコリークラブに腐った糸巻きボールでのラウンドは、現代兵器に石斧で戦いを挑むようなもの。
つい「飛ばし」とか「スピン」とかも競おうとしてしまうけど、現実に200yも飛べば最高のヒッコリーウッドと、すでに数十年も経って糸ゴムが溶けてただのゴムの塊になっちまった糸巻きボールじゃ勝負になる筈が無いことを腹の底まで染み込ませておこう。

なに、経験だけは長い俺には、対抗する手立てはいくつもある...ただ、「耐える」「我慢する」ができれば、だ。
ここのところ全く当たらなかった5Wは、改めてグリップしてみてようやく気がついた。
他のクラブに比べて「ヘッドが効いていない!」。
クラブ自体の重量はあるので「こんなもんだろう」と思って使っていたが、普通のスイングならともかくコントロールショットの時に「ヘッドの位置」がほとんどわからない。
「あれ? 俺はこんなことも感じなくなっていたのか!」...てな訳で、解決策は鉛1枚。
もっと貼ろうかとも思ったが、ヘッドが小さ過ぎてうまく貼れる場所が無い。
まあ、最初のラウンドはこれでやってみよう...多分うまくいくような気がする。

勝負は、二ブリックとマッシーニブリックのショット。
それにはウッドやミッドアイアン、マッシーなどでの「刻み」...いや、「戦略的撤退」がきちんと出来るかだ。

10月の練習期間は過ぎて、11月はヒッコリー5連戦で結果を出すつもり。

現代兵器の大砲に向かって、石斧で「これもゴルフさ!」なんて見栄を切ってみたいなあ(笑)。