
まだこの前の復活第1戦の筋肉痛も完全には取れていないのに、天気と気温を見て昨日急遽復活の第2戦に行って来た。
なにより先週のラウンドで18ホール出来たのが自信になり、と同時に現代クラブのつまらなさをしみじみ感じて、あの時思った「今度やるなら絶対にヒッコリーで!」を早く実現したくてコースを探した。
一応カート乗り入れ可で探して1回コース予約したが、最初は晴れだった天気予報がどんどん変わって...予定日の前の日から雨予報となったのでキャンセル。
前の日が晴れでその日は雨さえ降らなかったらOK、で見つけたのが思川GCでのオープンコンペ。
早い時間が空いてなくて8時45分スタート...残念ながら夜のうちに結構降ったので、午前中はカート乗り入れ「不可」。
クラブは当然ヒッコリークラブと糸巻きボール...(その二日前の練習で、トップした時に百年ものミッドアイアンのシャフトにヒビが入って折れてしまったのが理由だったが)まだゴルフに慣れていない調子を考えて、ミスショットでも壊れない現代版ヒッコリークラブのタッド・モアを持って行った。
1w・3w・5wとミッドアイアン・マッシー・マッシー二ブリック・ニブリックの7本をタッド・モアの現代ヒッコリー、それにニブリックとミッドアイアンとマッシーの3本が百年ものの古いヒッコリークラブ(古いクラブの感触を確かめるために時々使った)。
このタッド・モアのクラブは「現代ボールが使える」というのを売り文句にしているが、そのためにシャフトが一目でわかるくらいに太く重く頑丈に作ってあり、アイアンではヒッコリー時代後年にジーン・サラゼンが発明した「バウンス」がついている。
しかし、百年もののヒッコリークラブの打感に比べると圧倒的に「鈍感」と感じる。
で、今度は「ああ、古いヒッコリークラブでやりたかった」と嘆く始末。
でも、実際にやったらまだまだあたり損ねが多かったこの日の調子では、2〜3本のクラブをダメにしてしまったと思う。
調子は降るほどにドライバーを重すぎると感じるようになり、3回ティーショットを打ち損ねて大ミスショット(ヒールに当てての左チョロ)となり、これが結構なトラブルになって、3ホールで大叩き。
パー5で9と7、パー4で7...残りのホールはいずれも第2打でグリーン周りに言っているのに全て寄せきれず、よっても1mのパットを1回も入れられず全部ボギー。
ついにパーが一つも取れずまた51!(笑),,,自分じゃそれほど悪いゴルフをしてなかったと思っていたのに。
おまけに隠しホールが裏目になって、123人中109位(笑),,,賞品は参加賞のトマトのみ。
それと2番目のパー5のホールでティーショットを打った時、ものすごくドライバーの重さを感じ、それを無理に飛ばそうと思って振り回した結果、左手の親指付け根に激痛(涙)。
グキッと親指が「さる指」になり、まるで脱臼したような痛み...そのためにクラブヘッドのヒール部分に当たって左の崖に。
スコアをつけないゴルフだったらボールは捨てて行くんだけど、コンペだったのでトラブルショットも捨てられない(笑)。
その後2回、ダウンの途中で左親指付け根が痛んで同じようにチョロ、同じようなトラブルショット...3ホールで9オーバーではなあ。
しかし、他の6ホールは全てボギー。
感触は悪くなかった。
この後のハーフは、そのミスを何とかしたいと色々実験...しかし親指付け根の痛みが強まって、留吉グリップやら何やらで続ける。
ラウンド中考えていたのは、「あんな重いクラブ使うから指を痛める、右肩も痛いし」「今度は全部100年もののクラブと糸巻きのスモールボールでやってみよう」「折れるかもしれないけど、それも運命だな」とか。
暑くなる前に、雨の間を縫って今度は完全ヒッコリーゴルフだ。
もうやれないと思っていたゴルフが出来るようになったんだから、これはもう感謝の遊びだ。
やれる限り、俺は「遊びをせんとや生まれけむ」ってなもんだ。