どうしようか、まだ時間は早いから宇和島城にも行ってみようか?
宇和島まではそれほど時間はかからなかった。
その入口の門の小ささ、登城路の狭さ、草に覆われた石段の険しさ...リフトやケーブルカーが無い分、膝と太ももの筋肉を軋ませて、息も絶え絶えに険しい山を登って行く。
責め難くするために、わざと歩き難く登り難くしている階段は、中高年の観光客にはかなり厳しい山登りになる。
特に城への直登ルートとなる左の道は、かなり強烈にキツイ(当然我々はそっちを登ったけれど)。
シンプルだけど、美しい。
天守からの眺めは、海が近くに見え、吹き抜ける風が実に気持ち良い。
...なんで天守閣を吹き抜ける風は、こんなに気持ちが良いのだろう。
この日は1日で二つの城に登ったおかげで、ふくらはぎから太ももの筋肉は筋肉痛に悲鳴を上げ、以前から痛めていた膝の痛みがぶり返して来た。
...年を考えれば無謀なことだよな(笑)。
そこでこの日は近くの温泉のある道の駅「津島やすらぎの湯」にて2泊目。
温泉は肌に優しく、料理もチャンポンが名物とやらで、綺麗な「当たりの道の駅」だった。