ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

神戸ゴルフ倶楽部へ...その前の寄り道旅3

松山城で結構ゆっくりしたつもりだったけど、時間を見ればお昼前...(これはリフトに乗った事が結果的に良かった、と後で気がつく)
どうしようか、まだ時間は早いから宇和島城にも行ってみようか?
で、カーナビ頼りで松山自動車道を一路宇和島まで。
宇和島まではそれほど時間はかからなかった。

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松山城を見た後での宇和島城は、えらく小さく地味に見えた。
その入口の門の小ささ、登城路の狭さ、草に覆われた石段の険しさ...リフトやケーブルカーが無い分、膝と太ももの筋肉を軋ませて、息も絶え絶えに険しい山を登って行く。
責め難くするために、わざと歩き難く登り難くしている階段は、中高年の観光客にはかなり厳しい山登りになる。
特に城への直登ルートとなる左の道は、かなり強烈にキツイ(当然我々はそっちを登ったけれど)。

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休み休み、吹き出す汗をタオルで拭いながらやっと登った天守台には、意外なほど小さく、しかし端正な天守閣が建っている。
シンプルだけど、美しい。
この四国の地に「伊達」の名や、城造りの名手藤堂高虎の名を残す名城ではあるけれど、松山城の賑わいとはまるで違った静かな雰囲気で存在している。
天守からの眺めは、海が近くに見え、吹き抜ける風が実に気持ち良い。
...なんで天守閣を吹き抜ける風は、こんなに気持ちが良いのだろう。


この日は1日で二つの城に登ったおかげで、ふくらはぎから太ももの筋肉は筋肉痛に悲鳴を上げ、以前から痛めていた膝の痛みがぶり返して来た。
...年を考えれば無謀なことだよな(笑)。

そこでこの日は近くの温泉のある道の駅「津島やすらぎの湯」にて2泊目。
温泉は肌に優しく、料理もチャンポンが名物とやらで、綺麗な「当たりの道の駅」だった。