ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

花散らしの雨と花粉とマスターズ

イメージ 1


上着がいらないような暖かさ(暑さ?)の後には、雪の降るような寒さだった。
昨日の冷たい雨は「花散らしの雨」となって、桜並木の道の上には花びらが敷き詰められて、残った花の間には緑の葉が目立つようになって来た。
「散る桜 残る桜も散る桜」なんて(良寛だったっけ?)言葉が心に沁みる。

俺の酒飲み相手のうち、一番目と二番目に酒飲んだ数の多い二人が、先に散ってしまったんだよな。
昔、俺に子供が出来た頃、お前らとの酒の席で「俺の仕事は不安定だから、俺に万一のことがあったらお前らに俺の奥さんと娘のことを頼んでおく」なんて言ったら、「わかった、任せておけ!」なんて二人とも言ってくれたっけ。
...それが俺より先に逝っちまうなんて。

世間では、もうそういう事があってもおかしくない歳になってしまっただなんて、本当は今だに実感がないんだが。
桜吹雪が舞う季節は、しみじみと時の流れを感じてしまう。
俺にとっては20年前も30年前も「つい昨日の事」の様なんだが、世間を見ればその時に生まれた子供はもう20歳や30歳になっている訳で...

花粉症の為にすっかりやる気のなくなっているゴルフも、今日から始まる「マスターズ」が終われば、やっとシーズンの幕開け気分になる。
俺の花粉症はもう少し続く筈だが、5月末のイベントまでには普通に打てる程度には体を慣らしていこうと思っている。

さて、今日からのマスターズ。
あんまり、心が踊らないんだよなあ。

参加している歴代優勝のベテラン達が予選通過して活躍してくれれば、俺の気持ちにも火がつくと思っているんだが...例えばカプルスとかランガーとかカブレラとか...