ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2018年の初打ち「タコスケカップ」

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寒い冬のまっただ中、全く参加する気のなかった2月の漫画家コンペ「タコスケカップ」が、5日に房総の長南パブリックであった。
お誘いの電話があって「お誘いのあるうちが花なのよ」なんて事で、まず「安全第一」で参加...今回は以前サンコーccで一緒に回った若手漫画家の神原規夫氏が同じ組になって、あのコースで覚醒した「テンフィンガーグリップ」の成果を見せてくれると張り切っている。
(パットが全く入らなかったにも拘らず、いいショットをあちこちで見せて神原氏は3位入賞...パットが入れば優勝さえあったかも?)
こちらもそれを紹介した手前、一応のゴルフをしなくちゃ行けないので少し真面目にやらなくては...ということで、極寒用超フックグリップハンマーもどきパンチショットで行く事にしたが...
スタートから2ホールは、十分に寒くてこわばった身体にあの変態打法が合っていたのだが、なんと天気予報と大きく外れて日が差して風もなく気温がどんどん上がって行く。
すると動きたくもないのに身体が腕が脚がイメージよりも動き過ぎてしまう。
結果3番からショットがあっちへ行ったりこっちへ言ったり、おまけに動きすぎる身体を抑えようとしてシャンクまで出る始末。
それで身体の動きが狂ってしまったのか、残り100ヤード以内のアプローチショットを悉く失敗...パーが3つにダブルパーが一つ、ダボが3つにボギーがふたつで48も打ってしまう。
昼休みはシャツがすっかり汗ばんでいて、生ビールが美味いと言う天気予報大ハズレの状態。
これじゃああの変態スイングはダメだと、午後は普通のスイングで大人しく行くことに...こんな天気だったらヒッコリーでもやれたよなあ、と言う気持ちが強くなる。
で、午後はダボを2つ打ちながら42で回って、トータル90の予定通りのスコア。

真冬の一番寒い時期にこんなに暖かいゴルフが出来たことは、凄くラッキーだった。
心臓に不調の気配は全く無し。
去年12月の忘年杯以来のラウンドで今年初打ちだったけど、久し振りの現代クラブでのゴルフはこんなもんだろう。
つまんないミスをしなければ40前後では回れると思うけど、俺に取ってのゴルフの楽しさは90を目標にするヒッコリーゴルフの方が大きい。
これは「打った結果しか見ない」現代クラブより、「打つことそのものが楽しい」ヒッコリークラブの違いだと思われる。
若い人や普通のゴルファーに勧められる代物ではないのが残念だけど、一通りの道を歩いて来たベテランゴルファーには一度体験することをお勧めしたい。
飛ばなくても楽しいゴルフがある、って事が実に新鮮だから。

スコアはわりと簡単に出せるけど、自分はこれからも現代クラブを使うのは気象条件の厳しい時の年に1~2回くらいだろう。
それ以外は全てヒッコリーで回るつもり。

そうそう、パットは久し振りに長尺パターを使ったけれど、ルールに抵触しないように使ってみて「使える」感じがあったので、腰にも優しいこのパターを今後はエースにする事にした。
ヒッコリークラブとはあまり合わないけど(笑)、腰を痛めるよりはいいからここの美学には目を瞑る。