ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

漫画家コンペ30周年新年会

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昨日、神田神保町で漫画家コンペ「バレンタインカップ」の30周年記念新年会が急遽行われた。
急に決まったので連絡が数日前となり、参加者は10人ほどになってしまった。

このコンペは、30年前にパーゴルフで仕事をしていた漫画家・イラストレーターたちがメインとなって、クソ寒い2月14日のバレンタインデーに第1回が茨城ゴルフクラブで開かれた。
(世の中がバレンタインデーで浮かれているこの日に、女にモテないヤローどものが寒さに震えてゴルフするなんて...腹が立つから「バレンタインカップ」にしよう、ということでこの名前がついた)
幹事・会長は漫画家のいけうち誠一氏、他に漫画家の高信太郎、古川一郎、沖圭一郎、高橋わたる、原作者の小堀洋、中原まこと、イラストレーターの俺とか西山幸男などが創設メンバーとなり、第1回の優勝は俺。

5年前にコンペ100回記念パーティーを開き、次が118回目。
よくも長く続いたものと思うけれど、その間に亡くなっていった人たちが何人も出てきた。      
このコンペの創設メンバーや初期の頃の参加メンバーは確かに歳をとった(始まった時にはほとんど全員が30代!)。
ただ、普通は体の故障や病気、経済的な理由もあったりして参加者は年齢とともに減るものだけど、このコンペは60代・70代の中心メンバーの後に50代の元気なメンバーが増えてきて、まだまだ活力がある。
この回をフォローするような「タコスケカップ」も元気に開かれ、いけうち誠一はバレンタインが終わっってもタコスケがあるからいいよ、なんて笑っている。

漫画家じゃない俺が漫画家コンペの創設メンバーというのもちょっと不思議だが、一応第1回目の優勝者だし、その後も何度も優勝し、会のトップハンデを長い間誇っていたし(今はハンデ13くらい)、で、大きな顔をして参加していられる。
それに何より、同じ時代を生きた「同志」とも言える同年輩の人たちとのゴルフや宴会は実に楽しい。

俺はゴルフでの「永久スクラッチ」の約束をするようなライバルにはついに巡り会えなかったけど、共にラウンドし共に酒を飲む「ゴルフ仲間」には物凄く恵まれた。

やはり「幸せなゴルファー」なんだと言えるだろう。