急に決まったので連絡が数日前となり、参加者は10人ほどになってしまった。
(世の中がバレンタインデーで浮かれているこの日に、女にモテないヤローどものが寒さに震えてゴルフするなんて...腹が立つから「バレンタインカップ」にしよう、ということでこの名前がついた)
5年前にコンペ100回記念パーティーを開き、次が118回目。
よくも長く続いたものと思うけれど、その間に亡くなっていった人たちが何人も出てきた。
このコンペの創設メンバーや初期の頃の参加メンバーは確かに歳をとった(始まった時にはほとんど全員が30代!)。
ただ、普通は体の故障や病気、経済的な理由もあったりして参加者は年齢とともに減るものだけど、このコンペは60代・70代の中心メンバーの後に50代の元気なメンバーが増えてきて、まだまだ活力がある。
漫画家じゃない俺が漫画家コンペの創設メンバーというのもちょっと不思議だが、一応第1回目の優勝者だし、その後も何度も優勝し、会のトップハンデを長い間誇っていたし(今はハンデ13くらい)、で、大きな顔をして参加していられる。
それに何より、同じ時代を生きた「同志」とも言える同年輩の人たちとのゴルフや宴会は実に楽しい。
俺はゴルフでの「永久スクラッチ」の約束をするようなライバルにはついに巡り会えなかったけど、共にラウンドし共に酒を飲む「ゴルフ仲間」には物凄く恵まれた。
やはり「幸せなゴルファー」なんだと言えるだろう。