ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2017年全米オープン 1日目(エリンヒルズGC)

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2017年のメジャー第2戦、全米オープンがエリンヒルGCで始まった。

日本からは6人が出場しているが、国内でのこのメジャーに対する盛り上がりは...殆ど感じられない。
マスターズや全英オープンに比べても今一つと言う所。

会場の光景は、テレビで見る限り「これって、全英オープン?」と感じさせるくらい、英国のリンクス風。
ただ、やっぱり距離が我々の感覚で言うと「馬鹿げてる」もので、パー4で500yとかパー5で600y以上と言うのが当たり前に出て来る。
ドライバーでの300yショットは平均以下で、270yをアイアンとか...
だからといって100yちょっとがビシにシピンに絡む訳でもないのがおかしいが、「自分のゴルフの参考に」なんて思うところが全く無い。

その感じは、やはり車のF1を見ていて「凄いなあ」とは思っても「自分とは関係ネエな」と感じる部分と共通している。
個人的に応援しているプロがいれば「がんばれ」とは言うが、所詮「サーカス」。
「さて、こんなの見ているより自分でゴルフの練習した方が面白いや」と感じるゴルファーの方が多いだろう。

ラフの凄さや自然との戦いなら本家の「全英オープン」の方が面白いし、あっちは「夏の終わり」感や、「ゴルフシーズンの終わり」感があってしんみり楽しめる。

以前は「パープレーが優勝」というのが全米オープンの売りだったけれど、今回これだけ距離があっても初日トップが7アンダー...他にアンダーの選手が44人もいる。
今の道具の進歩と選手のアスリート化に、主催者側がもう対応し切れないのかな。

それでも、D・ジョンソンが3オーバーで102位タイ、B・ワトソンも同じ、J・デイが7オーバーで151位、マキロイが6オーバーで143位と、実力者が下位の方に居るのだから、別に易しい訳ではないんだろう。
松山や、「藍ちゃんの兄貴」や谷原・池田も健闘している。
とりあえずは2日目のカットライン通過だ。

まだ自分の気分も特に盛り上がっていないが、3日目になる頃には多分面白くなるだろう、と期待している。