ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

日本を壊そうと?   (2016年12月12日)

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この前の裁判のニュースといい、最近の日本は変なニュースが多いと感じないか?
日本人の中にずっと伝わって来ている心情からは、酷く違和感がある事が続けてニュースになっていないか?

あの最高裁の判決を出した裁判官も「本当に日本人か?」と思う程だったが、今度は除夜の鐘が近所からの抗議で中止...だと!?
その前には保育園や幼稚園の開設が「子供の声が煩いから」と言う抗議の為に中止になったと言うニュースもあった。

いずれも「え?そんな人がいるの?」という驚きで一杯になる。
除夜の鐘の件は、お寺の近所の住民からの抗議の電話が原因と言うが...
そりゃあ、毎日108回深夜に鳴らなされているなら「うるさい」と言うのは判る。
しかし、年に一回大晦日に108回鳴らすのははるか昔からの伝統行事で、日本の風物詩とでも言うものだろう。
抗議をした近所の住民と言うのは、どんな人間なんだろう?
お寺よりももっと長くそこに住んでる住民なのか?
そして、いったい何人の人間なのか?
そもそも氏素性を名乗っての抗議なのか?

その寺の近所には数百人、数千人の住民が住んでいるんだろう...そのうちのいったい何人の声なのか?
抗議をした人間以外の、圧倒的多数の他の住民の声無き声は、やはり反対しているのか?

最近こう言う事がすごく多い気がする。
「声のでかい少数者が、静かな大多数の住民の意思とは逆の結果を強奪している」のだ。

幼稚園の件もそう。
さすがに一日中泣き声を聞かされるのは辛いかもしれないが、多くの場合は子供達の笑い声や歓声が聞こえるはずだ...そんな声には日本人なら、暗くなった気持ちも癒される明るさを感じるもんじゃないのか?
除夜の鐘がうるさいとか、子供の声がうるさい、と匿名の抗議する人間は、本当に日本人なのか?
日本人てそんなに狭量で自己中心的で卑怯な人間に成り下がってしまったのか?
最近、切れた老人が、必要以上の抗議をしている場面を目にする事があるが、ああいったキレ老人の老害なのか?
それとも世間の常識さえ判らない、ゲームや遊びでぶっ飛んでしまった、ただ頭の悪い若者の因縁付けなのか?
それとも、思想が大事でそこに生きている日本人の事を忘れてしまった、利口馬鹿の知識人の暴走なのか?

それに加えて、福島の仏像を100体以上破壊した韓国人の事件。
あの韓国人の犯罪が韓国でヒーロー扱いならば、韓国と言う国は文化的にも心情的にも完全な敵国と言う事だ...ああいった、地方の人達の信仰の対象を破壊する事は、そこに住む人達に心の底からの韓国への嫌悪感を生まれさせ、それが消える事は無いと言う事を彼等は判らないのだろうか?
「ヘイト」といって「嫌韓の流れ」に抗議する人がいるが、大多数の声無き声の日本人が、こうした事件の数々に心底韓国と言う国を嫌い出した事に、もっと危機感を持つべきだろう。
ただ、これは日本で生まれ育った在日の人達の問題とは全く別問題で、一緒にするのは絶対に間違っているが。

日本の伝統を壊す者が、ただのエゴイストの極みの老人や馬鹿者や利口馬鹿の一般人なのか、あるいは反日の外国人なのか...
大多数を占める「声の小さな日本人達」「沈黙している日本人達」が、はっきりとした意思表示をして、「ただ声の大きな者が勝つ世界」を否定する事が、今一番大事なんじゃないか?
「守るべきもの」は自分で行動しなければ、「声の大きなヤツ」になし崩しに壊されてしまうぞ!
「壊されてからじゃあ、遅いんだ。」

今は、そんな気がしてしょうがない。