ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

大人の遠足・忘年会

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昨日、魔境北千住の立ち飲み屋で、大人の遠足・忘年会があった。

集合時間が14時丁度...この立ち飲み屋が開店する時間...てのが、そもそもおかしい。
晴れた冬の日の真っ昼間・午後の2時から忘年会ってのが、どんな展開になるのか想像出来るけど想像したくない(笑)。

集まったのはおいちゃんにあぶらげさん、それにおいちゃんの親友(腐れ縁としか見えないが)・乗りで勝負の好漢、タツさん、ゴルフブログ界のアイドルとも鬼とも言われる(?)ホワイトタイガー54(以降WT54に略)さん、それにWT54さんの妹分の競技ゴルファー・メイプルさん、この会の催し事の永久幹事であり一番「やんちゃ」な(最近太めの)みずおさん、今回初参加のWT54さんとみずお氏のブログのファンだと言う(牡蠣の嫌いな)ダッファさん、それに私の計7+1の8人。

一階は7~8人も入れば一杯の、「由緒正しく小汚い」と言う居酒屋名店特有の雰囲気の「ごっつリ」は、日本酒もいいものが置いてあり摘みも平均300円から400円と手頃で旨い。
その店の奥の、おいちゃんクラスの横幅だと階段で立ち往生してしまう程の狭い急な階段を上がると、そこは飲み助に取って天国とも言える狭く質素で気安い「隠れ家」的空間。
その奥を占領して図体も声も態度もでかく、あらゆる酒を飲み尽くしあらゆるつまみを食い尽くしそうな勢いで注文が飛ぶ...それに答えてくれるのがこの店のアイドルでみずお氏が一目惚れしたと言う、実に可愛いマコちゃん」。
お酒をたっぷり注いでくれるサービスも、嫌な顔一つしないでオジさん達のアホな言葉に対応してくれるのも、このマコちゃんがこの店の雰囲気をゆったりぽっかりした雰囲気にしてくれる一番の要因だろう。

な訳で、怒濤の摘みの注文と生ビールから始まって店の日本酒を飲み尽くす程の酒のお代わり...
酒飲みの本能か「口開け」した日本酒は「旨いうちに飲んでおこう」と、我先にとのお代わりラッシュ(笑)。
話はゴルフの話から酒の摘みの好き嫌いから、マキちゃんの恋バナから、周りのカップルまで巻き込んでの支離滅裂・四方八方テンデンバラバラな会話の大騒ぎ...楽しけりゃあ何でもいい。
気がつけば4時間5時間が過ぎ...そろそろカラオケでも行きますか、と...北千住魔境の更にディープな「からおけや」に。

前回にも来たこのカラオケ屋、普通のオバさんが内緒でやっているような不思議な「訳判らん」雰囲気が、なんだかとてもいい。
前回はここで死ぬ程強い酎ハイが出て来てみんなムセったりしたが、今回はお願いして「普通の濃さ」にしてもらい、そこでまた乾杯。
ワイワイ騒いでそれぞれ歌って、「そろそろ」と気がつけば、時間は9時になろうかと...
2時から始まって、飲んで歌って実に楽しい7時間の忘年会でした。


額の中からずっと見ていたあぶらげさんは、こんな仲間のおバカ騒ぎ...呆れて笑って見ていたんだろうな。
オレはと言えば、あんなに飲んでも今日はスッキリ二日酔いも無く...これも彼女のおかげかな。


...今年始めは、あぶらげさんの訃報で始まった。
3月初めに、彼女も一緒にと約束していた「憧れの川奈」で、「お別れ・大人の遠足」のラウンドを二日間。
その後何度か飲み会はしたけれど、「大人の遠足」のラウンドはしなかった。
あれはあれで終わったものだと。
そんな、あぶらげさんと一緒に「秋のボナリを楽しもう」と始まった「大人の遠足」は、昨日「これにて終了」。


まだ来年のことを言うのは早いけど、飲んで出て来たのは「大人の遠足・第2章」。
例えば、北海道の釧路カントリー。
例えば、川奈の大島をパーシモンに糸巻きで。
例えば、...

ちょっと遠くに、ちょっと行けない「思い出のラウンド」を作る為に、そしてそこで美味い酒を飲む為に。


そんな「大人の遠足」が、一年に一回はあっていい。
いい仲間が揃った事だし...さて、来年はどうなることか。
幹事さん、よろしくね。