ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

明後日、「二本オープン」

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本当は、今日はホームコースに行ってハーフショットで全ホールまわってみるつもりだった。
でも、週間天気予報が近付くごとに悪くなり、結局前日(昨日)の時点で「ほぼ一日雨」の予報ばかりになってしまったのでエントリーを取りやめた。

ティーショットは八分くらい、その他はハーフショットで徹底し、中の1~2ホールは27日に迫った「第一回二本オープン予選」の練習もするつもりだった。
前回の「プレ二本オープン」では、コースにあったクラブとして6番アイアンを選んだのだが、スタート前にぴろりさんの一言で自分の間違いに気がついた。
わざわざ二本にクラブを絞って遊ぶんだから(実際にはパター以外に1本だけ)、自分本来の遊び心を全うしないでどうするのか、と。
つまり、今の「スコア中心主義の醜さ」に対抗して、遊び心とゴルフ心を満喫する為にセベケン氏らが始めた大会なんだから、攻略しやすさを計算してどうするのか...

と言う事で今回の使うクラブを選ぶ条件は、まず「コースに合ってないクラブ」、そして考える限りあのコースで最も使い難いクラブ。
一応パーシモンのウッドも考えたが、あのコースでこういうラウンドをしたらクラブが激しく傷つくのは確か。
今まで生き延びて来たクラシックな美しいパーシモンを、ここで傷つけたくないのでこれはダメ...かと言って金属製のウッドなんかでは美しくない。
そこで、今回は以前オクで手に入れたオリジナルシャフト.銅下メッキ、黒トップや赤トップより古いトップフライトの1番アイアンを使う事にした。
そしてパターは....あちこちひっくり返していたら出て来たのが、この足の形をした「蹴飛ばしパタ(自分で名前を付けた)」。
大分以前に当時の女性の友達がハワイ土産で買って来てくれたもの...今でもあるかもしれないけど、こんなモノや土管の形とかバナナの形とか、一時流行した「土産物」の一つらしい。
まあ、自分の感覚では距離感もタッチも合わない鈍感で使い難い代物だけど、その昔週間GDの編集部主催のコンペで、荒天の中このパターを使って2バーディー2ボギーの72(パープレー)でまわって優勝し、当時のN編集長の顰蹙を買ったと言う経歴のあるパターだ。
1~2度月例でも使って、そのときは(悪戯で絵の具で肌色に塗っていた為)「気持ち悪い」とか「ふざけてるのか!」とか怒られたり(笑)。

使ったのはそんなラウンド数回で、その後はバッグの片隅でほこりをかぶっていたが、こんなコーライグリーンでの遊び心のラウンドでは、手首を使ってパンチを入れたパッティングに向いているかもしれない。
1番アイアンとこのパターの組み合わせでは、バンカーショットはこのパターで打つ方がいいだろうし...

多分明後日のラウンドは、ショット度に「これをどう打つか」を考えて打ち方を変えなくてはならないだろう...だから練習よりも、その場その場での柔らかな頭と、古びた壊れかけの身体がそれに連動出来るかどうかが勝負だろう。
もちろん正直な所スコアは全く期待出来ないが、これを思ったよりも上手く楽しめれば自分の「今までやって来たゴルフが間違ってなかった」と言う思いがきっと深まるに違いない。


日曜日の天気は、結構良いようだし。

楽しく遊べそうだ。