ちょっと忙しい日々が続いていたけど、マスターズも終わったこの季節にゴルフをやらないなんて...という事で無理矢理昨日、ホームコースの東ノ宮CCで遊んで来た。
テーマは、これからの自分のゴルフを一番楽しめるのは「曲げる」事じゃないかと最近思っていた事の徹底的実践。
つまり、全てのショットを「ドローボール」だとか「フェードボール」だとかいう、高尚で美しく気取った球筋なんかではなく(元々そんな美しい球なんか打てなかったけど)、全ボール意識的に「ドスライス」か「ドフック」で打ち通すという事。
まずはおばなスタート・バックティーから。
ドライバーは手持ちで一番慣性モーメントの大きいピンのG20(8・5度Sシャフト)。
このドライバーショットは、マスターズでのM・クーチャーの「クローズスタンスで右肘を身体につけたままの低いトップ」を真似したスイングをラウンド通してやってみた。
この変態ラウンドのショットの結果を書いてみる。
おばな
1番521yパー5
1wスライス狙い・曲がらず左斜面(距離はまあまあ)、4i・スライス(成功)・残り155y上り6iスライス(曲がり足りず)グリーン左バンカー。
2番394yパー4
1wスライス狙い曲がらず、7i・フック当たり薄くショート、アプ・フック回転グリーンオーバー。
3番323yパー4
2iティーショット・フック会心の当たり、残り100y黒トップサンドでフック・ショート。
4番348yパー4
2iティーショット・スライス曲がり過ぎ・右林、林の下4iでパンチ・フック狙い、木の枝に当たりグリーン右50y、58度フック・グリーンオーバー。
5番345yパー4
1wスライス・カス当たりで右斜面160y、残り190y上り・4iフック・曲がり過ぎグリーン左。
6番471yパー5
1wスライスかからず、2iスライス・トップミス、残り150y6iスライス・曲がり足りず左バンカー。
7番201yパー3
4i・フックかかり過ぎグリーン左。
8番414yパー4
1wスライス・かかり過ぎ右ホール、残り180y6iフック・かかり切らず右奥バンカー。
9番170yパー3
7iフック・ドダフりミス、サンドスライスかからずグリーン左。
やはり慣性モーメントの大きいG20は曲げ難く、無理矢理曲げようとすると情け無いミスショットになる...で午後のMP425が楽しみ。
午後のさつきコース
1番486Yパー5
1wフック・かかり過ぎ(というよりチーピン)、4iフック・満足、残り140y9iフック・かかり過ぎで左バンカー。
2番377yパー4
1wスライス・かかり過ぎ右崖、ラフから7iフック・芝が咬んで50yショート、58でスライス・かかり過ぎというより上がり過ぎてピンショート。
3番173yパー3
4iスライス・かかり過ぎてグリーン右、行ってみるとわずかにOBだったので前進処理で4オン。
4番416Yパー4
3Wスライス・うまく打てて残り180、木を避けて2I超スライス・曲がり過ぎてグリーン右、アプ58度スライス・やっぱりかからず(笑)。
5番581Yパー5
1wスライス・まあまあ、左足下がり斜面2iスライス・トップミス、残り160y7iフック・当たり薄くかかり過ぎショート。
6番387yパー4
1wスライス・いい当たり、残り150y7iスライス・曲がりが少なくただのフェードになってピン奥。
7番179yパー3
4iフック・フックかからずまっすぐグリーン右、58度でフック・グリーンオーバー(笑)。
8番361yパー4
1wフック・テンプラ気味だけど球筋OK、残り110ヤードピッチングスライス.ピン右1m。
9番388yパー4
1wフック・かかり過ぎ左林、残り155y8iフック・イメージ通りだけどグリーンわずかにショート。
という訳で、始めこそ曲がり具合が掴めずに大きなミスが多かったけど、後半はだんだん変態ゴルフがモノになって来た。
ドラはやはり慣性モーメントの小さなヘッドの方が言う事を聞いてくれやすく、打つ方の楽しみが多い。
3wは、まず問題無し。
黒トップは、こうした打ち方にきっちり答えてくれるし、ミスはミスで納得のいくミスになってくれる...ミスがクラブに助けられるという事が全く無いので、これはこれで納得して潔い気持ちになる。
そして何より、あの「黒トップで芯を喰った時のモッチリとしたくっつき加減」を何となく打つ時より何倍も体験出来る。
アプローチでの「曲げ打」は、一応やって試してみただけの話で曲がる訳ないし意味も無い。
でも、これも意地になってやってみなけりゃ始まらないので、いい実験になった。
これを今年、と言うよりこれからの俺のゴルフの基本にして行こう。
そのうちスコアもついてくれば、一緒に廻る人が呆れる程の変態ゴルフになる事だろう。
やってみればゴルフの楽しみってのは、本当に深いし...まだまだ色々と知らない事が在るもんだ。
でも...俺って、やっぱり性格も曲がっているのかも知れんなあ。