ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

狸は捕れたか?

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寒さが厳しくなって来て、膝も腰の痛むようになって来て...

腰痛や膝痛と付き合いながらも、冬でもゴルフをやめないで楽しむ為に(勿論もっといいゴルフをする為にも)、腰痛逃れの変態スイングに合う(と思われる)道具をネットで探して、「ポチ」した。
予算は総額2万円以内で、合わなければオークションに出品するつもりなので、わりと気楽なもの。
その4種類のクラブが来たので、昨日練習場に行って試打してみた。

まずは気に入っているカーボンファットシャフトのアイアンの2番。
これは、変態スイングでもこのファットシャフトアイアンなら3番までは打ちこなせる為に、ティーショット用に欲しかったもの。
丁度今のアイアンと同じものの2番だったのでポチ....2000円以内。
これは、予想通り使える。
当たり。

そして、ファットシャフトアイアンが自分には合っていると感じているので、そのスチール製のファットシャフトアイアンを探してみたら...何と1000円でありました!
スタッフーのツアーRM......このRMというのは、パターの設計で有名なR・マンドレイラという人の設計という事で隠れた名器らしい...ので即落札。
打ってみると、振った感じはカーボンのファットシャフトと似ていて、もっとしっかりしている。
顔つきも気に入ったし、ウェッジ類もGAPウェッジとサンドウェッジはキャビティーでなくて感触がいい...暖かくなって、カーボンでは頼り無く感じ始めたらこのアイアンの出番になるだろう。
しかし、さすがに「1000円」だけあって、ショートアイアンからウェッジはグリップがつるつるでこのままでは使えない。
それとネックセルが殆ど割れて隙間が空いているが、フェースが動く訳ではなく見栄えの問題だろう。
これも、この値段では大当たり。

そしてこの前のボナリでも感じていた、変態スイングでのドライバーの「チーピン」と「吹き上がり」の問題に対して、「チーピンが出難い」「吹き上がらない」(ついでに「飛ぶ」、も)という点に注目して探したドライバー2本。

まずはピンG20。
以前G2を使っていた事もあり、ピンに抵抗は無いのだが...なんてこのドライバーは「平べったくてでかいんだろう!」
本当にシャフトの先にバケツが付いているみたいだ。
これは引っかかり難いという評判と、ロフト8・5度を選ぶ事でチーピン・吹き上がりを防げると思っていたのだが...チーピンは出ない。
しかし、吹き上がる、というか弾道が高い...これはこのロフトが8・5度と言っても実質10度以上あるからだろう。
飛ぶか?と言うと...なんだか以前のドライバーと変わらないように感じる...勿論、本当のところはコースで打ってみなければ判らないけど。

そして、キャロウェイの名器と言われ、「引っかからない」と言う評判だったので落札したFT-TOUR。
ロフト8・5度で吹き上がらないだろうし、インパクトが大人しいので無駄な力が入らなくてすむだろうし、勿論飛距離も出ると言うし...
打ってみると...ちゃんとチーピンが出やがる(笑)。
インパクト音は大人しいし吹き上がらないのだが...飛んでるようには見えない。
やっぱり前のと同じくらいの飛距離か、少し落ちるくらい。
もっとも、これは聞いた所ではVOODOOのシャフトがいけないらしいけど。

スチールのファットシャフトアイアンは、春からでも使えるだろう...グリップを交換して。
2番アイアンは即実戦配備。
問題の2本のドライバーは、年末までに何度かコースで使ってみて判断する。
が、「あっ!」と驚く様な「すんごい」クラブではなかった事は確か。
そうだよなあ...そんな「飛ぶ」なんて評判通りにクラブが進化してれば、パーシモンの頃から今までで5~600ヤード飛んでなきゃおかしいもんなあ(笑)。

そんな訳で、今回の捕らぬ狸の皮算用...2匹の狸は捕まえた。
残り2匹は、餌やって使ってみてから考える。
今いるのと似た様な狸だから、あんまり期待は出来ないみたいだけど。

でも、やっぱり「ポチ」するのは楽しいなあ(笑)。


(クラブの写真は出品者からお借りしました)