ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ビジョーフ?(笑)

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まあ、これは超個人的「つまらん話」なので、スルーして頂ければ、と。
ホントに「男って馬鹿だねえ~」ってお話なので。

先日のマスターズ、勝ったアダム・スコットのおかげで、世の大部分の貧乏ゴルファーはバカ高いゴルフウェアーで見栄を張らなくて良くなり、プレーフィーの捻出が楽になったはず。
終わってみれば、日本の普通のゴルファーにとって意外に大きな影響を残した試合だった。

そのアダム・スコットアンヘルカブレラプレーオフの話。
図式は、「超イケメンの若き善玉」アダム・スコット対「ハゲ・デブ・猪首の中年悪玉」アンヘルカブレラという判りやすい形だった。
当然世間の応援は「善玉イケメン」アダム・スコット一色になり、ふてぶてしい「中年悪玉」カブレラは正義に倒される悪役扱いだった。
そんな判りやすい善対悪の形が崩れたのが、プレーオフ2ホール目の第2打で見せたカブレラの「サムアップ」と、そのグッドルーザーぶり。
若い女性には判らなかったかもしれないが、世の「男の魅力が判る」熟年女性達のハートは、これに痺れた。
「粋な男」、「外見だけじゃない魅力」...フランス映画なんかに良くある「はじめは憎たらしい悪役だったのに、見ているうちにその皺さえ魅力的になってくる男」のような役回り。

去年ブログで知り合ってゴルフをご一緒した、ゴルフに夢中の魅力的な女性Aさんもそのカブレラの魅力をブログに書かれていた。
ハゲ・デブ・猪首の冴えない男が、実はいかに魅力的で粋な男であったか、と。

その記事に、ついコメントした私、
「7. 無題
男が惚れる男の魅力、なかなかああいう風にはなれません。
世の中にそれが判る女性が増えれば、私どもももっと生きやすいんですが(笑)。
大叩き男 」
その返信が、
「22. Re:無題
>大叩き男さん

またまた~。
「私ども」なんて謙遜しすぎですよ。

大叩き男さんはUSPGAメンバーの中に入っても
一歩も引けを取らない堂々たる美丈夫ではないですか。(以下略)」

すげえ褒め言葉!
もうね、「ビジョーフ」なんて言葉見て、慌てて鏡で自分の顔を見た訳ですよ(笑)。
で、「...どこが?」

既に数十年の人生で、こんな風に女性に褒められた事なんぞ記憶にありませんです...お世辞でも。
(若い頃は銀座や六本木の居酒屋で、店主に河島英五に間違えられていろいろサービスされたなんて事は結構あったけど...女性にはリップサービスで「あなたは中年過ぎたらもてるわよ(今はダメだけどって意味ね)」って言われた事があるくらい)
...気がついたら、自分の足が地面から浮いているじゃありませんか...
男ってなあ、単純なもんです(私だけか)、もうこれだけで人生も世の中も明るくなった気がするってんですから。

まあ、世の中には蓼食う虫も好きずき、下手物好きの方もいますので安心は出来ませんけど。
(Aさんは人気者ですし、旦那さんも立派な方なんで、男見る目もお持ちと思っております...)

なんか、一生一度の褒め言葉頂いた気分(本心で自分の事だと思えませんけど)。
今病気療養中のAさんに、逆にものすごく元気と希望のもとを頂いちゃって、もう最敬礼で感謝しております。

...ああ、ゴルフも妙にやる気が出て来たなあ...
(腰が痛いなんて言ってらんないよ。)