ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

冬ゴルフ用のアイアン試打ラウンド

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カチンカチンに凍ったゴルフコースでのコンペに備えて、オークションで2万円以下でキャビティーアイアンを落した。
寒くて厚着で、身体があまり動かないような状況でも易しく打てる様なアイアンを狙ったつもりだったんだけど...

落したのは、トミー・アーマーの845・v-31、EVO CAVITY。
TRI GOLDのSシャフトで、3~P・S・60度ウェッジの10本セット。
TRI GOLDのシャフトは、番手ごとにキックポイントがフローしているとかなので、一度使ってみたかった。
また、845のクラブヘッドは、ちゃんとしたキャビティーで、ソールもバンスが効いていて写真では冬ゴルフ用に最適なクラブに見えた。
...おまけに、ウソか本当か「三浦技研製」のヘッドとか...
以前にも、三浦技研製のヘッドとか言うクラブは何回か使ってみたけど、まだその良さが判るほど使い込んだ事はなかったし、もう一度トライしてみるか、と。
(あとで調べてみると、V-25が軟鉄ヘッドで三浦製、V-31はステンレスヘッドで三浦製ではないようだ。)

送られて来たアイアンを見てみると、ソールは写真の通り冬ゴルフに使える形状だったけど...キャビティーは今流行のポケットキャビティーとは違い、ただデザインだけのハーフキャビティーのようだ。
フェースも特に大きくはなく、ほんの少しグースが入っているだけで特に易しそうなアイアンには見えない。
ロフトは10年以上前のアイアンなので、今まで使っていたアイアンと違和感はない。
ただPが47度、Sが55度で、60度のウェッジとの組み合わせは、ちょっと使い難い。
(本来はPとSの間に51度のGWというのがある)

そこで、このアイアンが冬ゴルフに向いているかどうか使ってみるために、木曜日の昼に電話して金曜日開催の玉造GC捻木コース9Hコンペに参加した。
一緒になった3人の方は、それぞれ一人参加の人達で全員プレーが速く、きびきびと気持ちのよいプレーぶりで、笑いながらの楽しいラウンドとなった。
ただ、冬ゴルフの実験のつもりが、朝のうちこそ霜で真っ白だったのに、日が昇るとすぐに一番上に着た防寒着を脱がないと汗ばむほどの気温に...風も殆どなく、最高のゴルフ日和になってしまった。

結局厚着で身体が動かないような状況ではなかったので、普通のゴルフとしての試打の感想は「普通に使えるアイアン」。
ソールの分だけミスに強いが、最初はボールはみんな右に出た...ちょっとライ角がフラットという事かもしれない。
それにショートアイアンやウェッジは、少し軽すぎる感じで「感じ」を出そうとするとトップする。
あとで家庭用秤で重量を量ると、7番アイアンで黒トップとTA-3が445グラム、T-31は430グラム...約15グラムほど軽い。
これが冬ゴルフに有効かどうかは微妙。
また、TRI GOLDのシャフトの有効性も実感は出来ず...
一番あわなかったのはウェッジ。
軽くてヘッドが効いてない感じは、鉛でもベタベタ貼らないと自分の感覚で使えそうにない。

という状況では、今度の年末の100回記念「バレンタインカップ」は、たとえ真冬の寒さになっても使い慣れたTA-3でいかないと後々まで後悔しそうだ。

このトミー・アーマー845 V-31は、ヘッドに鉛を貼って、冬の間にゴルフをする機会があったら使ってみる。
もっとも、特に易しいアイアンではないと感じたから、メチャクチャ寒い時にやらざるを得ないゴルフの機会が出来たら、うちの奥さんに以前買ってやった並行輸入もののレディースビッグバーサアイアンを使った方がいいかもしれない。
ついでに、ドライバーもレディース用のビッグバーサがあるから、それでもいいや。

今の所は、来年は最高気温10度以上でなかったらゴルフをするつもりはないけど。

(9Hのコンペなので入賞は期待していなかったけど、上がってみたら飛び賞の20位になり、日本ハムの詰め合わせ一箱が当たっていた...ハムやらソーセージやら正月向けに丁度良いものばかりで、写真に撮ろうと思ったらもうバラバラに冷蔵庫に入っていた(笑))