「9月になれば暑さも一段落するだろうから、いろいろと動き出すぞ~」
だったのに、もう9月も25日。
...なんなんだ、この時間の進み方の速さは。
「まだ、9月になってからなんにもしてないじゃないか」...なんてこと8月の終わりにも言っていたなあ。
こうやって俺はジタバタと儚い抵抗をしながら、残った数少ない日々を塗りつぶして行くのか...なんて思うのも、秋だからか。
急に気温が下がって、あっという間に夏のかけらなんてどこかに行っちまった。
今から、なんだよなあ。
雨さえ振らなければ、これからしばらくが最高のゴルフシーズン。
高い空と、日々変わりゆく落葉樹の色と、湿気の無い風と、長くなる影を味わいながら、白いボールを追いかけて遊ぶのは、なんだかしんどい人生のご褒美のようにも思えてくる。
一球一球、一打一打が、単なる数字の足し算なんかではなく、今までの人生のそれぞれ一つのシーンに重なる。
ああすれば良かった、こうすれば良かった、なんて考えたってなんにもならない。
今出来るのは、目の前のボールを打つ事だけ。
それぞれの、一期一会のライを確かめ、味わい、出来る限りの能力で一打を打つ。
だいたいが、人生の甘い期待と同じように失敗で終わるショットだが、その結果は口惜しくても認めるしかない。
むしろ、もう一回打てるんだからと、それが予想以上に手酷い失敗だったとしても、そのライを楽しんだ方がいい。
...で、明日、魅力的な女性二人と、ゴルフに燃える男らしい青年とのゴルフの予定。
...先に言い訳を言っておく(笑)。
仕事が忙しくなって座りっぱなしで、ずっと腰が痛い...と言っても、スイングをする事は出来そうだから問題ない。
エースドライバーと交換した、新しいエース候補ドライバーを打つ時間がなかった。
なので、明日のラウンド前にコースの練習場で初めてドライバーを打つ。
まあ、私のゴルフをよく判っている仲間のゴルファーが選んでくれた奴だから、自分に合っているはずと信じて使う...多分大丈夫、なはず(笑)。
道具は、ウッドはそのドライバーに4w。
それにアイアンは、黒トップを2番から。
状態が良いと評判のコースなので、きっと楽しいゴルフになる。
今日の夜、コース近くの道の駅でゴルフ前のひとときを過ごすのが、今から楽しみ。
天気も晴れ女に晴れ男で、まず大丈夫。
さて、もっと仕事を進めておこう...