ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

目覚め

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あまりに無防備な寝姿を見ると、人間てのはちょっかいを出したくなるらしい。

今頃の季節は毛皮を来た猫達にも風が気持ち良いらしく、少し動かないでいるとこっくりこっくり居眠りを始める。

ちょっと目を離していると、もう完全に気持ち良く寝ている。
ついこの前までの季節のように小さく丸まることもなく、腹を見せてゆったりと寝ていることが多い。
しかし、その寝姿は同居人達にとってはいじりがいが十分にある代物。
つい腹の毛を触ったり、前足、後ろ足の肉球を触ったり、尻尾をいじくったり...

触らなくても、そばで息を吹きかけたり...(本当に人間てのはしょうがないもんだ。)

そんな気配で目を覚ます猫が、(本当は機嫌が悪いのかもしれないが)嫌な顔もせずに目を開けるように見えるのが有り難い。
目を覚まさせた人間の方は何となく後ろめたく、「あ、ごめん、ごめん」なんて言って、また猫を寝かせようとするんだけれど。

...さすがに、猫も迷惑に思っているのかもしれない。
以前は人の居るところで寝ていたのに、最近は人が居ない所で寝ていることが多くなった。
(それでもしょうもない同居人達は、触りたくなると寝ている場所を探し出しても触りに行くんだけれど)